年のせいだからしょうがない？
皆さんこんにちは、
今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結のショッピングセンター、ガーデンモール南千里二階の
南千里鍼灸整骨院 川村です。
ついこの間お正月だったと思ったら、もう２週間以上過ぎてしまいましたね、
いかがお過ごしでしょうか？
さすがにお正月気分も抜けて、仕事もプライベートも通常運転になってることかと思います。
また新たな疲労やダメージがたまり始める時期ですので、
せっかくお正月で回復した体調がまた崩れないよう、
早め早めにケアするようにしてくださいね。
さて、新年あけてしばらくたって、最近の会話の中でよく聞くのが
「また一つ年取ってもうたわ」という一言です。
時間は万人に平等に流れますので条件は同じなんですが、ついついこんなことを
考えてしまいますよね。
で、患者さんに施術をしていると日常的に良く「これは年のせいやろ」とか
「年のせいだから治ることはない」とかいうことをおっしゃる方がいます。
とかくいろんなところでそう言われてるのか、（家族は結構遠慮なくそういうこといいますしね）
自分でそう思っているのかは分かりませんが、
年齢を問わず、結構な頻度で聞くフレーズです。
じゃあ年のせいでどういうことが起こるのか？
ということで、今日は「加齢による筋力低下」について書きたいと思います。
で、筋肉ですが、たしかに加齢によって筋肉量は低下していきます。
２０歳の時の筋力を１００とすると、５０歳で９０、８０歳の時では７０位になると言われています。
なぜ減るのか、というのははっきりは分かっていないそうなんですが、
筋肉の繊維自体に萎縮が起こり、単純に筋肉の断面積（輪切りにした面積）が
小さくなってしまうことから筋力低下が起こると言われています。
細かいことはまた改めて書きたいと思いますが、
要するに「年のせい」で筋力は確かに落ちる、ということです。
じゃあやっぱり今の痛みは年のせいだからしょうがないのね、という事かというと
ここからが大事なんですが、
もう一つの事実として、筋肉量は「年齢に関係なく、トレーニングによって増える」んです。
１９９０年くらいまでは、学者さんたちの間でも、「年取ったら筋肉量は増えない」
という結論だったらしいんですが最近の研究では、年齢を問わずトレーニングによって有意に
筋肉量が増加するというのが常識になっています。
年齢によって萎縮していく筋肉ですが、年齢関係なく鍛えれば増えていくので、
維持することは可能、ということですね。
なにが言いたいかというと、
少々きつい言い方ですが、「何でもかんでも、年のせいでしょうがなくはない」ということです。
体が気になる方は、今からでもトレーニングをしてみてはいかがでしょうか？
なにもむきむきになる必要はないですが、動かす習慣をつけるだけでもずいぶん違いますよ。
今日もまとまりのない文を最後まで読んでいただき有難うございました。
トレーニングの仕方などの質問も、随時受け付けております。
南千里鍼灸整骨院
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