南千里鍼灸整骨院公式ブログ

【腰痛の原因】何もしてないけど腰が痛くなった

こんにちは、

 

 

気づけばもう11月も終盤に差し掛かりました。

 

気温も季節相応に下がってきて朝方の冷え込みもきつい今日この頃ですがあなたはいかがお過ごしでしょうか。

 

 

私はわりと寒さには強く、毎日元気にやっております。

 

阪急千里線南千里駅直結のショッピングセンター『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。

 

 

寒くなると増えてくる症状というのはいろいろありますが、このいわゆる季節の変わり目には、目に見えて腰痛の患者さんが増えてきます。

 

 

 

見させていただく際によく皆さんがおっしゃられるのが表題の言葉なんですが、

 

実際のところ、必ずなんらかのストレスが腰にかかっているから腰痛になるわけで、

 

本当に何もしていなければからだのどこかが痛くなるというのは考えにくいです。

 

 

どんなストレスが腰にかかっているのか。というのも大きな問題ではあるのですが、

 

今回は少しずらして何故『なにもしていないのに痛くなった』と思ってしまうかを考えてみたいと思います。

 

 

 

経験上大きく二つに分かれると思っているのですが、まずは

 

① 腰を傷めるようなことをしたのを忘れている、またはしてから痛くなるまでにタイムラグがある。パターンです。

 

 

これは結構簡単で、話を聞いていくと「そういえばあのとき腰をぶつけたんだった」とか

 

「二週間前の引っ越しから調子が悪くなったような気がする」などの原因がはっきりしてきたりします。

 

 

定期的に必ず腰をぶつけたり、毎日のように引っ越しをする人はあまりいませんので

 

こちらのタイプの場合は割とすんなり治っていくことも多く、そこまで心配はいりません。

 

 

 

もう一つの方が問題で今回あなたに知っておいてほしいことなのですが、それは

 

 

②『自分では何かしたうちに入っていないようなこと』が実は腰に大きなストレスをかけているパターンです。

 

 

こちらが結構やっかいで、なにせ自分の中では本当に何かしたつもりはありません。

 

原因究明がとても難しく、しかも知らず知らずのうちに腰痛の原因となっている動きや姿勢をしてしまっていることが多いので、

 

治るのが遅かったり何度も繰り返したりします。

 

(余談ではありますが、大変多くの方がおっしゃる『腰痛が癖になっている』というのは単にこちらの場合も多いです。)

 

一回一回の負荷は小さくても決まった場所に反復して負荷がかかることで、腰への負担は無視できないものになったりします。

 

 

例をあげだすときりがないのですが、例えば以下のようなものが原因になってたりします。

 

 

 

・仕事場のパソコンの位置が低すぎる、高すぎる。モニターの位置が左右どちらかに偏っている。

 

・自宅のソファでテレビをみるとき、いつも同じ姿勢をとっている。

 

・食卓のどこにだれが座るのかが決まっている。

 

・掃除機をかけるときにいつも本体が右(あるいは左)にある。

 

・子供を抱っこするときいつも決まった形でだっこする。

 

・オートマ車の運転をしている。

 

・キッチンの配置が何年も変わっておらず、その中でずっと料理をしている。

 

・右投げ右打ちの先発完投型ピッチャーである。

 

 

 

あまり考えずにぱっと挙げるだけでもこれだけ出てきます。

 

ひょっとしたらすべて当てはまった方もいるかもしれません。

 

 

上記の項目を見て考えてみてほしいのですが、こういう日常の動きのどれが腰痛の原因になっているのかを判断するのは

 

無理とまでは言わないものの至難の業で、しかもそれらをすべて解決してしまうというのはいよいよ現実的ではありません。

 

それらの事によって起こった反応に対して早めに対応をしていくほうが圧倒的にコストパフォーマンスも、今はやりのタイムパフォーマンスもよいでしょう。

 

 

問題がおきるのはある程度しょうがないとして、おきた問題ををその都度解決する手段を持っておくという考え方は

 

消極的なようではありますが、世の中即座に原因を解決できる簡単な問題ばかりではありません。

 

いつか根本的解決ができるのだとしても、それが今日でないのであればとりあえずの事をしてその日を待つというのも大切でしょう。

 

 

 

何の話をしているのかよくわからなくなってきましたが、

 

もしあなたが『何もしていないのに腰が痛くなった』と思っているのであれば、一度自分は上の二つのどちらかを考えてみていただきたいと思います。

 

①であればそのうちだんだん治ってくるパターンもあると思いますが、②の場合そのままの日常を続けているとどんどん悪くなってくることがあります。

 

 

①であれ②であれ、これらの話があなたの腰痛になんらかの解決策をさがすきっかけになれば幸いです。

 

 

うちに来る以外にもいろいろ解決策というのはあるでしょうが、自分の体を分析して最適なやり方を探すというのは時間も手間もかかるものです。

 

お困りの際はどうぞお気軽にご来院、ご連絡ください。

 

 

 

今回は思った以上に長くなってしまいました。

 

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。

 

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