あなたが「こける」のはなぜ?
こんにちは!
今日もブログを開いていただき、ありがとうございます。
寒いのもさることながら、乾燥が堪える気候です。
めちゃくちゃ風邪が流行ってますので、お気を付けください。
基本的なことですが、手洗いうがいを徹底するだけでもだいぶ違うみたいですよ。
私は今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、冒頭は風邪の話でしたが、特に本文が関係あるわけではなく、
今日はこの季節意外と多い、『転倒』について書いていきたいと思います。
前回はケガをしてしまった後の事について書きましたが、
そもそもなってからどうこうの前に、ケガなんかしないに越したことはないわけです。
転倒、ケガに季節なんか関係あんのかいな。という話しなんですが。
実際統計的にも冬季の方が転倒による負傷は多くなるようです。
(もちろん、雪によるスリップでの増加がほとんどですがそれだけではないという話です。)
増えるのが分かってるからには予防をしたいものですが、
何をしたらいいのか。というのが何にせよ予防に関して悩むところです。
これは何にでも言える事なんですが、
予防をするためにはなぜ自分がこけてしまうのかの原因をはっきりさせないといけません。
『転倒予防に筋力強化』と言う情報を得て筋トレをしても、その人のこけてしまう原因が
〈筋力が弱いこと〉でなければ、きつい思いをする割に転倒しない事には結びつかなかったりします。
で、なんでこけてしまうのかという事には実は様々なプロセスがあります。
逆にこけないためにしないといけないことをざっと並べると、
1.バランスを崩さず、重心を支持基底面の中に入れ続ける。
2.筋肉が十分に活動し、各関節が自分のイメージ通りに動く。
3.転倒するような状況(つまづくなど)が起こった場合、足の裏などでその状況に気付く。
4.気付いた時、その状況を改善させるために体を動かす。(足を一歩前に出す、手すりをつかむ等)
5.動かしたのち、筋力で体を支える。
といった感じになります。
日常的によくつまづいてしまい、つまづく回数が増えることで結果として転倒してしまう方は1.2が、
普段つまづくことはあまりないけど、いざつまづいたら転倒してしまう方は3.4.5の働きに問題があることになります。
転倒を予防するためには、上のプロセスの中で自分がどこでミスを起こしそうかを
分析する必要があるわけですね。
(ややこしいことを言うて申し訳ありませんが、ここを間違うと無駄骨を折る可能性が高いのは事実です)
各プロセスに問題が出るとき、どんなことをしたらいいかはまた改めて書いていきますが、
この季節に気をつけて頂きたいのは
3.転倒するような状況(つまづくなど)が起こった場合、足の裏などでその状況に気付く。
4.気付いた時、その状況を改善させるために体を動かす。(足を一歩前に出す、手すりをつかむ等)
のプロセスです。
足のむくみや、冷えによる足の裏の感覚が低下しつまづきに対しての反応が遅れたり、
筋肉が冷えて反射的な動きができなくなることでの転倒は、
普段つまづいたりしない人ほど多いようです。
この場合足の裏のマッサージや、足を冷やさないためのカイロなどの工夫だけでも
かなり予防できますので、「まさか自分が」と思わず、転倒には気をつけて頂きたいと思います。
長くなりそうなので、今日は一旦ここまでにしたいと思います。
次回は各プロセスがうまく行えない時、身体にどんな問題が発生しているかを書いていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
むくみや冷えもじつは転倒、ひいては捻挫などのケガにつながります。
むくみ、冷えでお困りの方はお早めに当院までお越しいただくか、
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