あなたのやる気、取り戻します!ストレス性の疲れ、取り除きます! ~東洋医学:腎編~
こんにちは!
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 鍼灸師の岡崎です。
いよいよ10月も終盤、ますます寒暖差が激しくなってきましたが、
皆さんは疲れをためっぱなしにしていませんか?
今回はなかなか取れない疲れや、
やる気の低下に直結する副腎疲労について、
東洋医学での見かたも交えてお話していきます。
最近少しずつメディアで取り上げられる機会が出てきましたが、
皆さんは副腎疲労という言葉を耳にしたことはありますか?
いやいや、その前に副腎という臓器をご存知でしょうか?
副腎とは、左右の腎臓の上部にあるホルモン分泌器官で、
コルチゾールというストレスに対処するホルモンをはじめとする、
生命の維持に欠かせない様々なホルモンを分泌するところです。
皆さんはコルチゾールより、同じ副腎で作られるホルモンの
アドレナリンの方が聞きなれているかもしれませんね。
さて、その副腎が強いストレスや食生活の乱れ、
極度の疲労状態に晒されると、以下の様な症状が出てきます。
● とにかく疲れが取れない、何をするにもおっくうになるなどの疲労感。
● 寝つきが悪い、眠りが浅いなどの睡眠障害。
● 落ち込みやすい、やる気がわかない、無気力などの気分の変動。
● 生理周期が乱れる、更年期障害の悪化などホルモンバランスの乱れ。
● アレルギーの悪化、風邪をひきやすい、ケガの治りが遅いなど免疫力の低下。
● 無性に甘い物や塩辛い物を食べたくなるなど、嗜好の変化。
● 自律神経症状(過去ブログ自律神経外来、始動します。を参照)
ここに出したのはほんの一例です。
全部が一気に出てくるわけではありませんが、
被って出てくることは多々あります。
こういった症状で病院に行って検査をしても、
一般的な血液検査では異常値が認められず、
諸症状の原因は精神的なところにあると解釈されて、
うつ病と診断されることもあります。
では、この副腎疲労を東洋医学で見た場合はどうでしょうか。
まず、東洋医学では副腎や腎臓をまとめて「腎」と言います。
腎は生命力と直結していて、成長や発育、老化、生殖と関係があります。
また、東洋医学での腎の働きは次のように分けることが出来ます。
● 体液系…血液、リンパ液、粘膜液、唾液、消化液など、水様系の生成とそのコントロールを担っています。
● 骨歯系…成長期では骨、歯芽を作り、その後は保持するのに関与しています。
● 関節系…骨や骨髄に関与し、関節にも腎の働きが関与しています。
● 毛髪系…腎の状態は髪にも表れるので、元気な人は髪につやがあり黒々としています。
● 耳系…腎が弱ると聴力低下、難聴、耳鳴りなどが現れたりします。
● 呼吸系…呼吸の中でも、肺は息を吐く方、腎は息を吸い込む方に作用します。
また、上記以外にも、ホルモン系や免疫系とも深い関係があります。
慢性的なストレスや極度の疲労状態が続くと
腎虚(じんきょ:腎が弱っている状態)という状態になり、
ホルモンバランスの乱れからくる不調が出たり、
病気にかかりやすくなったりします。
もちろん、副腎の説明に出てきていた症状も現れてきます。
また、細かい作業や根気のいる作業などを
やり抜き通す力が無くなってしまい、無気力になりやすくなります。
更に冷えが絡んだりすると、腰や足の重だるさや腹下し、むくみなどが現れます。
今回は副腎疲労からみた腎の働きの一部を紹介をしましたが、
病院では特に異常が見られないと言われるような症状でも、
東洋医学の視点から見れば解決できる可能性があります。
副腎疲労からくる諸症状は、鍼灸治療で対応することが出来ます。
疲れが取れなくて休みの日をだらだら過ごしてしまっている、
やる気、意欲を失ってしまったあなた!
そのやる気、私に取り戻させてください!
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