あなたの寝れない原因はどこから?~タイプ別、不眠の理由(ワケ)~その②
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・頭痛治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
前回の不眠のタイプ分類はいかがでしたでしょうか?
どんな症状にも共通するのですが、細かく様々なタイプに分かれます。
そして、ひとつひとつに違った原因があったりします。
今回は前回の続きで、また違った不眠のタイプをご紹介していきます。
●胆肝鬱熱タイプ
ここからは前半の不眠とは少し傾向が変わります。
症状は、眠りが浅い・よく夢を見る・よく目が覚める・イライラしやすい・怒りっぽい・肋骨周囲が張って苦しい・ため息が多い・口が苦い・目の充血・尿量が少なく色が濃いといったものになります。
このタイプの方はちょっとしたことでイライラしていることが多く、多量のお酒や暴飲暴食をしてしまいがちな方が引き起こしやすい不眠のタイプです。
ストレスの発散が急務なので、身体を動かしたりしてスッキリすると良いかもしれません。
●痰熱タイプ
このタイプは、前半に出てきた脾の弱り(消化器の機能低下・内臓活動の機能低下)、もしくは脂ものや甘いものの食べ過ぎで、体液の停滞が起こり、熱がこもってしまうのが原因です。
症状は、眠りが浅い・夢をよく見る・よく目が覚める・焦燥感・不安感・胸苦しい・痰が多い・気分が悪くなりやすい・口が粘るなどです。
対策法は、まず脂ものや甘いものを控える事から始めましょう。
そうすると、うんと解決が早まりますよ。
身体の中に水が溜まっている状態でもあるので、少し汗をかくような運動なども有効です。
●心火タイプ
このタイプは心労がきっかけになる事が多いです。
症状は、眠れない・夢をよく見る・動悸・顔が赤くなりやすい・口が苦い・口内炎・尿量が少なく色が濃い・排尿痛といったものが多いです。
このタイプは急に発症することが多いですが、急な変化をする症状は経過も早いことが多いです。
いずれにせよ、まずは休養をとる習慣をつけましょう。
2回にわたって不眠をテーマにお送りしてきました。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
お薬を使うのが悪いとは言いません。(そんなことを言える立場ではありません。)
ですが、できる事なら自然な形で眠れる方が睡眠の質も上がります。
眠るという事は毎日の事なので、ここで一度きちんと対応しておいた方が将来的な健康につながると私は思っています。