あなたは、むくみが悪化しやすい生活や行動パターンをご存知でしょうか?その2
皆さんこんにちは!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
5月も終盤で気温も高くなってきましたね。
いよいよ夏に向かって(その前に梅雨がありますが)また一つ季節が動きそうですね
さて今回は、前回の記事「むくみが悪化しやすい生活や行動パターン」の後編という事で、9項目あった内の残り5項目の解説をしていきます。
⑤補正下着の着用が多い
締め付けることできれいな体型にみせる補正下着ですが、締め付けるという事はめぐりが悪くなりやすいです。
最近多いもので言うと着圧タイツなども要注意。
着用するときはむくむ前から。
ただ、いつも使っているとかえってうっ滞してしまう事もあるので、仕事が休みの日などは使用を控えるのも一つではないでしょうか?
今起きているむくみを何とかするのも大事ですが、本当に大事なのはなぜむくみが起きているのかです。
⑥足を組んで座っている
これは無意識にやっていることも多いです。
足を組むのが悪いというよりも、組んでないと座っていられない身体が悪いのですが…
脚同士での圧迫や、そけい部の圧迫、身体のねじれなど、体液の循環を邪魔する要素がたくさんあります。
骨盤周辺の筋肉が硬くなると、じっと座っているという体勢そのものがつらくなります。
お尻周りの筋肉のストレッチなどが簡単でオススメです。
⑦塩分の取りすぎ
塩分摂取量が多いと、浸透圧の加減でむくむことがあります。
そもそも塩分が多くなると、その塩分濃度を薄めるために大量の水を引き込みます。
その際に引き込んだ、捌ききれない大量の水がむくみの原因になります。
その後ホルモンの働きによって水分は排出されますが、排出には大体1~2日かかります。
そして、塩をとるなら塩化ナトリウムのみの精製塩ではなく、ミネラルが多く含まれた天日干しの海水塩をオススメします!
ミネラルが多く含まれた塩は、血圧上昇の作用が少なくて済みます。
味も、甘みが感じられたりしてまろやかでおいしいですよ(*^_^*)
⑧水分の取りすぎ
健康のために水をたくさん飲んでます!という方がたまにおられますが、各々の許容量を超えると何をやっても良くはないです。
※ちなみに目安は1日に1.5ℓ程度ですが、個人差があるのであくまで目安です。
正常な身体の働きでは、たくさん飲んだとしても余分な量はきちんと体外に排出されていきます。
その働きがうまくできない、水分代謝が悪い、排出するためのホルモンの働きが悪いといった、体の中の状態によって水分の取りすぎがむくみの原因になります。
話は変わりますが、小さな流れの川を見たことがあるでしょうか?
川の流れがまっすぐだときちんと流れて水はきれいですが、カーブしていたりすると外側の水は流れがゆっくりでよどんでいることが多いです。
人体も川の流れと同じように、動かない水はよどんで汚くなります。
そして、そのよどみこそが病気の原因だと思います。
⑨アルコールの取りすぎ
酒は百薬の長ともいわれていて、健康のために飲んでいるという方もいます。
何事も適量が大事ですが、アルコールの取り過ぎもこれまた要注意。
アルコールの代謝には水がかなり必要です。
水が足りないと二日酔いの元になります。
おのずとアルコールの量が増えれば、必要とされる水の量も増えていきます。
完全に排出されるまでにかなり時間を要するのでお気を付けくださいね!
以上残りの5項目の解説でした。
むくみやすい生活・行動について9項目お伝えしてきましたが、いかがでしたか?
どの項目も、当たり前すぎて今更感があったかもしれません。
程度の大小はありますが、むくみで悩んでいる方は多いと思います。
血液の滞りと同じように、水の滞りを起こしている水はけの悪い身体は、様々な病気になりやすいです。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
体内の巡りをよくして、むくみとおさらばしましょう!