おいもがおいしい季節がやってきました!
皆さんこんにちは!
阪急千里線南千里駅直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
鍼灸師の岡崎です!
9月になりましたね!
暦の上では秋です。
(といっても、最近はほぼ夏みたいなもんですけどね)
食べ物がおいしい季節ですね!
二十四節季では8月末から9月初旬にかけて
処暑(しょしょ)といいます。
暑さがおさまるという意味で、日中は暑いものの
朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。
更に七十二候では、処暑を3分割すると9月2日ごろを
禾乃登(こくものすなわちみのる)といいます。
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃という意味ですが、
今年はどうなるのでしょうか?
以上、余談でした。
さて今日は、秋らしい食べものを取り上げていこうと思います。
今日取り上げるのはこちら!!
サツマイモです!
サツマイモには食物繊維やビタミンCなどの
栄養素が含まれています。
サツマイモにはセルロースという細胞壁の主成分である
食物繊維が含まれ、腸内でもほとんど分解されないので
消化されず、腸壁を刺激して整腸作用を発揮します。
サツマイモに含まれるビタミンCの量は、
成人が1日に必要な量をカバーできるほどです。
他にも、ホルモンに似た作用をもつ物質も含まれています。
以上を踏まえた上で、サツマイモの西洋医学的に見た働きは、
整腸作用による腸の働きの向上、
ビタミンCによる美肌効果
ホルモン様物質による食欲増進などが挙げられます。
補足ですが、サツマイモの皮の内側には
ヤラピンという成分が含まれていますが、
皮ごと食べるとそのヤラピンの効果でガスが出にくくなります。
サツマイモはアルカリ性の食品で、少量食べると
肉や魚の消化中にできる酸性代謝物を中和するので
胃腸に優しい食材です。
また、サツマイモに含まれるビタミンCは
デンプンに包まれているので加熱に強く、
調理しても失われにくいという特徴をもちます。
その一方で、食べ過ぎると胃酸が高まり
胸焼けを誘発しやすくします。
なので、慢性の胃炎や胃酸過多の方は
食べるのを控えめにした方が良いかもしれません。
では次に、東洋医学的に見たサツマイモの性質です。
サツマイモは平性で寒熱のどちらの性質にも属さないので、
多くの体質の方に合います。
特に胃腸を丈夫にする作用があるので、
胃腸のあまり強くない子供や、
疲れが取れにくいような体が弱っている方に適しています。
瘦せて胃腸の弱い方にもおすすめです。
ただし、お腹がすぐ張ってくるような方は、
ガスが増えて一層お腹が張ってしまうのであまり適しません。
どうしても食べるなら、前述の皮ごと食べる方法でお願いしますね!
今回の内容はいかがでしたでしょうか?
朝晩が涼しく感じる日が出てきたと言っても、
日中の気温は夏と変わらない事が多いので、
食事・睡眠・運動のバランスを保って
出来るだけ快適に過ごしていきましょう!