たかが咳と侮るなかれ、タイプが違えば対処も変わる!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・頭痛治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
連日の天候不良と急な気温の変化で体調不良者が続々増えてきました。
秋は変調の季節といいますが、季節だけでなく身体も変化に対応していかないといけません。
という事で、今回は空気の乾燥とともに増えてくる咳について解説していこうと思います。
咳という症状一つとっても分類は様々で、咳の種類やそれにともなった他の症状で対策方法が変わります。
今回は内容が多いので、2回に分けてやっていきます!
表寒の咳(風邪の引き始め)
このタイプでは、鼻詰まりや鼻水、のどの痒み、頭痛、発熱、悪寒、関節痛などがみられます。
いわゆる風邪の引き始めの時に出る咳です。
表熱の咳(風邪進行中)
このタイプになると、黄色っぽく粘りのある痰が出たり、口の渇き、のどの痛み、頭痛、鼻詰まり、汗が出てくるなどの症状が出てきます。
先ほどよりやや進行した風邪の症状と思って頂けるといいか思います。
この2つのタイプはいわゆる風邪ひきの症状になります。
初期の場合は毛穴が開かず汗も出なくなり、徐々に発熱が見られます。
発熱に次いで発汗が起こり、解熱していくという流れです。
特に初期の状態は皮膚の緊張が強くなるので、首や肩の緊張、頭痛、腰痛、筋肉痛なども一緒に現れることが多いです。
ちょっと寒いなぁと感じる状態なら、生姜湯やショウガスープなどで軽く汗をかく程度でも良くなることもあります。
風邪の症状が治る頃には、咳も落ち着くでしょう。
肺燥の咳(空気の乾燥)
このタイプでは、乾いた咳が特徴的です。
その他にも、咳をすると胸が痛くなったり、声がかれる、鼻の中やのどの乾燥などがあらわれます。
乾燥による影響が強いので、空気が乾燥しやすい秋冬に増えます。
もしくは発散作用のある、辛い物の食べ過ぎ(一時的なものも含む)によって起きる場合もあります。
口呼吸が習慣になっていると、のどの粘膜が乾燥しやすくなります。
鼻呼吸ができるように、鼻周囲を柔らかくしておきましょう。
やり方は簡単、鼻の軟骨をつまんで左右に動かすだけ!
やり方が分からなければ直接尋ねて下さいね!
今回はこれだけですが、咳の種類はまだまだあります。
今のご時世、どんな理由であれ少し咳をするだけで肩身が狭くなりますよね。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
咳はきちんと対応すればよくなります。
ずっと悩んでいるかたも、一度ご相談ください(*^_^*)