コーヒーとからだの(ポジティブな)マメ知識
こんにちは、
さすがに高台の南千里も蒸し暑い日が続いています。
(この辺りは海抜55メートルあるそうです)
世の中の冷房も一気にきつくなり、体力の消耗もはげしくなる昨今ですが、
あなたはいかがお過ごしでしょうか?
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、前回はコーヒー(カフェイン)の注意点ばかりにフォーカスしてしまいました。
何事にもいい面と悪い面があり、何でもかんでも悪いことばかりかというと
もちろんそうではありません。
今回はコーヒー(カフェイン)の良い点についても(フォローの意味も込めて)
書いていきたいと思います。
コーヒーの(ポジティブな)マメ知識① 体脂肪をエネルギーに変えやすくしてくれる
カフェインには、体脂肪を脂肪酸に分解してくれる酵素を
活性化してくれる働きがあります。
脂肪酸は細胞のエネルギーになるため、運動するときの持久力の向上や
運動時の体脂肪燃焼に効果が期待できるそうです。
2004年までオリンピックでもカフェインはドーピング扱いだったそうですよ。
コーヒーの(ポジティブな)マメ知識② トレーニングの効果が上がる
①とも関連しますが、カフェインを摂取すると興奮作用のある
アドレナリンというホルモンが分泌されるようになります。
詳しい説明省きますが、これらのホルモンは交感神経系を興奮させ、
筋肉の出力を上げてくれます。
筋力トレーニングは、負荷を上げるほど効果が上がっていきますので、
トレーニングの前にカフェインを摂取することで、トレーニング効果の向上が
期待できます。(ただまあ、そのぶん筋肉痛はしっかりきてしまいます)
筋肉の出力が上がると、関節にかかる負担も軽減するので、
いつもしないような運動をするときや、久しぶりにスポーツをするときに
関節をいためにくくなります。
①とあいまって、パフォーマンス向上に役立ちます。
コーヒーの(ポジティブな)マメ知識③ ホルモンバランスの調整に役立つ
カフェインはコルチゾールの分泌を促進します。
前回はそれが副腎を疲労させるという事を書きましたが、
コルチゾールにはストレスに耐え、ストレスを乗り越える準備をする作用があり、
出るべき時に出ないのもこれはこれで問題があります。
これからストレスのかかるのが分かっているようなとき(大勢の前で話すなど)、
いわゆる「なんだか気分が乗らなくて調子が出ない」ときなどに
コルチゾールが出るようにしておく、というのは精神衛生的にも
パフォーマンスを上げるためにも非常に役立ちます。
また、コルチゾールを朝のうちにきちんと出しておくことで、
夜の眠りがスムーズになるという話しもあります。
日中ぼうっとしてしまって、夜目がさえて眠れない。というような
逆転現象が起こってしまっている方は、
朝コーヒーをのむことで、そのバランスを元に戻すことが期待できます。
(副腎が極度に疲れていたり、副腎に疾患があるかたは除きます)
いかがでしたでしょうか?
身体にいいのか悪いのか、賛否両論あるコーヒーですが、
何事も用途と程度で、毒になったり薬になったりします。
自分のライフスタイルと、体に無理をさせてないか、美味しく飲めているかを意識して
ご自分の健康的な生活に役立てて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
私はコーヒーは素人ですが、当院にはコーヒーにくわしいスタッフがいます。
効能ではなく、おいしい入れ方やおすすめの豆なんかは彼に聞いてください。
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