ストレートネックって何? その2
みなさんこんにちは!
今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結、ガーデンモール南千里2階の
南千里鍼灸整骨院の川村 勇太です。
今回は前回お伝えいたしました、
肩こり、首の痛みの原因になると噂の『ストレートネック』の原因についてです。
よくうかがう話なのですが
前回の内容のような、ストレートネックってなにか?はご存じない方でも
ストレートネック=首がまっすぐになる
というイメージは持ってらっしゃる方が多いです。
前回私も使ったんですが、頸椎(首の骨)の絵や写真を
テレビや雑誌で見られるものですから、
そこから
ストレートネック=首の骨の変形
と思ってらっしゃるかたがけっこういらっしゃいます。
さて、これは本当なのかどうなのか、という話なのですが、
前回お伝えした通り、『ストレートネック』という言葉自体が
『状態』を指す言葉であり、病名ではない為、
その原因までは問われていません。
骨の変形や、椎間板変性症などによってストレートネックになることは
もちろんある、と言えます。
ただ、ストレートネックは必ず骨の変形を伴うかというと、
そうではありません。
そう、よく聞く「スマホの使い過ぎ」や「パソコン作業のしすぎ」等で
ストレートネックになるパターンです。
人間の骨は粘土ではないので、ちょっとの間スマートフォンをつかったり、
パソコンを使ったりしたくらいで、ぐにゃんと変形したりはしません。
では何が変わっているのかというと、
首を曲げる(下を向く)筋肉がちぢんだ状態になることでも
ストレートネック状態は作られてしまうのです。
スマートフォンしかり、パソコンしかり、デスクワークに育児
読書に調理に制作系の趣味など、
現代人のライフスタイルにおいて「下を向く」ことは
かなりの頻度で発生しています。
かたや、「上を向く」ことは機会としてかなり減っていると言えます。
この使い方のアンバランスが、上の絵のような状態を作ってしまう、ということなんですね。
当然、このタイプのストレートネックは、首の後ろの筋肉を
引っ張りますので、肩こりや首の痛みの原因になりえます。
このタイプのものであれば、縮んだ筋肉を元に戻すことで
割と改善したりします。
慢性化してしまう前に、改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?
南千里鍼灸整骨院
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-30
ガーデンモール南千里2階
TEL 06-6170-6890