ダイエットと有酸素運動の注意点
こんにちは！
なんかこの2.3日やけに暑い日が続いていますね。
一回涼しくなっただけにやけに体にこたえます。
あなたは元気に過ごされていますでしょうか。
今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
とはいえスポーツの秋、食欲の秋ですね。
今年の夏は酷暑だったので、運動しようにもちょっと敷居が高い感じでした。
暑さもちょっとましになってきたことだし、そろそろ運動を始めようと思っている方も
多いのではないでしょうか？
特にジョギングは手軽ですぐ始められますし、この辺りには
千里南公園をはじめ、大きな公園も多いので走られている方も多いですよね。
走ることが楽しい、という事で始められるのであれば、何も問題はないのですが、
こと「ダイエット」のために始めようと思われているのであれば注意が必要です。
と言いますのは、体脂肪燃焼=有酸素運動というイメージから
健康のため、美容のためとウォーキングやジョギングを始められる方はもちろん多いわけですが、
日本人的もったいない精神なのか、なんなのか
「せっかく走るんやし、ごはんも少なめにしよ」と、走ると同時に
食事制限までしてしまう方がいます。（しかも絶食レベルで）
何があかんねんなと思われるかもしれませんが、
皆さん意外と知らないのが
実は体脂肪が燃焼している時は、筋肉も分解されてエネルギーになっているのです。
なので、ジョギングをしている時は、基本的には「筋肉をすり減らしながら、脂肪も減らしてる」わけです。
じゃあ減った筋肉はその後どうなるのか、
減りっぱなしという事はないだろう。そう思われることと思います。
これはその通りで、分解された筋肉は休息している（眠っている）間に修復されます。
ただ、この修復は食べたたんぱく質によっておこなわれるため
食事制限によってたんぱく質が不足した状態になってしまうと、
削られた状態から修復しきることができず、筋肉がどんどん痩せていくことになります。
こうなるとたいへんで、たしかに体重はどんどん減ってくるんですが、
筋肉が減ることによる代謝量の減少から、リバウンドしてしまう可能性が高くなりますし、
体を支える力が入らなくなりますから、ケガのリスクも高まります。
そもそも健康のために始めたジョギングが、健康を損ねる事にもなりかねません。
実際のところ、有酸素運動と食事制限を同時に行う場合には
摂取カロリーをどれくらい減らすのか。
たんぱく質は必要量摂取できているか。
有酸素運動によってどれくらい消費カロリーが増えたか。
をきちんと計算したうえで、計画を立てる必要があります。
（正直これらを計算したうえで、計画を立て、日々の生活をそれに合わせるのには
かなり強靭な精神力を要します）
あなたが減量中のボクサーでないなら、ダイエットのための活動はひとつづつ増やしていき、調整することをお勧めします。
（ジョギングするだけなら、そこまで詳しく考えなくても単純に消費カロリーが
増えるだけでですので、少し食事のたんぱく質を増やすだけで大丈夫です。）
せっかく運動するんだから、できるだけ早く痩せたい。 と思うのは人情ですが、
やみくもにやってはかえって逆効果になる上、いざ瘦せた時どの行動のおかげで
瘦せたのかも因果関係が分からないので、余計な努力を払い続けることになるかもしれません。
急がば回れ、急いては事を仕損じるという言葉もあることですし、
確実に痩せるためにも、無茶はしないように気を付けて下さいね。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
何事も中庸が大事という話しでした。
当院には現在ダイエットのメニューはありませんが、
運動の内容構築、ストレッチ指導は行っております。
運動を始めたい（ダイエットの為でも楽しみの為でも）けれど、
何から始めたらいいかわからない、という方は当院までお越しいただくか、
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