原因が特定できない痒みで悩んだことはありませんか?その①
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
早いもので、8月も2週目です。
いきなりですが今週の12日(金)~16日(火)はお盆休みの為、お休みを頂きます。
まだまだ暑い盛りなので、体調不良にお気を付けください!
さて、今回は皮膚の痒みについての内容です。
結構痒みに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
病院に行っても特に問題なしで終わってしまう事が多いのではないかと思います。
東洋医学の診かたでは、身近なところに原因があったりするので他の症状と比較しながら読んでいただけると幸いです。
今回は2パートに分けてお送りしていきます。
血熱タイプの痒み
このタイプは、青壮年で血気盛んな人が起きやすいです。
分かりやすいように言い換えると、普段からイライラ・ピリピリしていて、少し顔が赤めの方が要注意といえるでしょう。
傾向として、辛い物や熱い物の過食が発端になる事が多いです。
普段から身体に熱がこもって暑がるようなタイプの方が、辛い・熱いものを口にすると火に油を注ぐような状態になりかねません。
皮膚の痒み、かきむしると線状の血痕が残るといった痒みに関しての症状とは別に、口の渇きや冷たい飲み物を欲しがるといった特徴があります。
このタイプは温めると増悪し、冷やすと軽減することが多いです。
なので、暑い夏に悪化して、寒くなる冬には軽快する経過をたどりやすいです。
入浴方法などにも注意が必要です。
痒みがひどくなりそうなときは、シャワーで済ましておくのが吉かもしれません。
血虚タイプの痒み
このタイプの特徴は、老人に多いことです。
ただ、老人に多いというだけで、若い人でも血行不良がひどければ同じような症状が起きるので要注意です。
栄養不足によって血が皮膚を栄養できなくなったため、皮膚が乾燥して痒みが発生します。
広範囲に痒みが発生してたえず搔きむしるため、全身に掻いた痕やかさぶたが出来てしまい、慢性化すると苔癬化することがああります。
また、皮膚が乾燥しているので、掻くとぽろぽろ皮膚が落ちる事が多いです。
空気が乾燥しやすい秋冬に増悪し春夏に軽快する傾向が多いです。
その他血虚(血行不良)の症状として、顔色につやが無い、動悸、不眠、頭がふらつく、目がかすむ等が現れることがあります。
今回は血熱と血虚の2パターンの紹介をさせて頂きました。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
肩こり、腰痛、膝痛だけが鍼灸治療ではありません!
様々な症状に対応していますので、何かお困りのことがありましたら一度ご相談くださいね(*^_^*)