原因が特定できない痒みで悩んだことはありませんか? その②
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・頭痛治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
8月も半分が過ぎました!
お盆休みが明けたので、今日からまた元気に鍼灸治療やっていきたいと思います。
さて今回は前回の続きで、痒みの分類の後半です。
ここから3タイプは風邪(ふうじゃ)がからんできます。
病の原因のうち、いろんなところにちょっかいを出す風邪が絡むと厄介です。
前回の記事と比較しながら読んでいただけると幸いです。
風湿タイプの痒み
このタイプは青壮年に多く、夏秋に症状が強く出ます。
ただ、飲食物が関係する湿邪の影響を強く受けるので、一年中起きる可能性があります。
皮膚科で異常なしといわれる痒みの結構な割合を占めるのではないかと思います。
味の濃い物、脂っこい物、甘い物、辛い物、熱い物の過食による体内での湿邪の発生、更にエアコンや扇風機などの風を浴び続けた結果の風邪の影響。
この様に、風邪と湿邪が合わさると発生してしまいます。
ここで補足ですが、前回の記事でも過食というワードがありましたが、ここでいう過食とは一度に大量摂取するという意味だけでなく、少量でも頻繁に摂取するという意味も含んでいるのでご注意を!
症状は皮膚の痒み、掻くと水泡や丘疹、浸出液が出てくるといったものになります。
その他にも、湿邪や風邪の症状を兼ねていることが多いです。
湿邪や風邪の詳細はまた別の記事で書きます。
風盛タイプの痒み
このタイプは春に多発し、だらだらと慢性に経過する傾向が多いところです。
また、場所が定まらず全身あちこちに痒みが出るのが特徴です。
酷くなると、次第に皮膚の厚化が起きて苔癬化してきます。
症状が一か所に定まらないというのは、典型的な風邪の特徴です。
皮膚の張りが弱く毛穴が開いていたりすると風邪の影響をうけやすくなりますが、それが長期間続いた結果起きるタイプです。
なので、乾布摩擦などの皮膚の摩擦などで落ち着くこともあります。
風寒タイプの痒み
このタイプは冬季に多発する傾向が多いです。
体が弱って抵抗力が下がっている時に、寒さや風邪の影響を受けて発生します。
頭部、顔面部、頸部、前胸部、手などの露出部に痒みがあり、寒いと増悪、暖かいと汗が出て軽快する。
風邪の引き始めと同じような状態での痒みなので、汗をかくと和らぐことが多いです。
以上が痒みについての分類でした。
記事の内容を分割するとすごく短い内容になってしまいますね。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
普段来院されているかたも、気になる症状があればその都度お知らせください。
今治療している問題に関連している症状かもしれません。
不調はささっと取っ払ってしまいましょう!