地味につらい天気病
皆さんこんにちは!
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 鍼灸師の岡崎です。
先週は一気に冷え込み、雪が降る日もありました。
一転して、今週はまた20℃近くまで暖かくなる日もあるとか!
こうも気温差があると、急な天気の変化(気圧の変化)が
起こりやすくなります。
『今日は何かだるいな~』
『今日は肩がこるな~』
『身体が重く痛いけど昨日何かしたかな?』
なんて思う日は天気が悪い日や、
温度差が激しい時期ではないでしょうか??
こんな時は、もともと持っている病気の悪化に限らず
首肩こりや腰痛などの身体の痛み、めまいや耳鳴り、
片頭痛、体のだるさなど様々な症状が出てきやすくなります。
これらの症状の事を天気痛と言います。
そこで、今回は上記の症状に陥りやすい
天気病についての内容で進めていこうと思います。
天気病(天気痛)は昔からありましたが、
はっきりと認識されたのは最近のことです。
いわゆる、「雨の前に調子が悪くなる」とか、
「台風前に古傷が痛む」などですね。
人によって、雨が降る前はしんどくて降ったら楽になったり、
気圧が下がりだしたら調子が悪くなったりするなど様々です。
何となく薬を飲んでもあまり良くならない…
という事が多いのではないでしょうか?
天気の変化(気圧の変化)が起こると
身体はストレスを感じて自律神経(特に交感神経)が働き、
血行不良や筋肉の緊張が起きやすくなります。
全員に症状が出ないのは、
人によって身体の疲れ方や弱り方が違うからです。
そのストレスのもとである気圧の変化のセンサーは、
内耳にある半規管といわれる場所にあります。
首こりなどで耳周りの血流が悪くなると、
内耳への血流も悪くなり、気圧の変化に対応しづらくなります。
ではどうやって対処すればいいのでしょうか?
いくつか対処法はありますが、今回は道具なしですぐできる方法から!
ではまず耳をつまみましょう。
次に5秒くらい前後、上下、外側に引っ張ります。
最後に耳をつまんだままゆっくり5回ほどまわします。
これを朝、昼、夜やりましょう。
耳を動かす事によって、血行が良くなるだけでなく
耳ツボの刺激にもなるので一石二鳥ですね!
更に耳を温めるとより効果的です。
えっ、耳ですか?
と思うかもしれませんが、実は首や肩だけでなく
耳がこり固まっている人はめちゃくちゃ多いです。
耳周りの硬さは血行不良だけでなく
リンパ液の流れまで悪くしてしまいます。
天気病でなくとも、めまいや耳鳴り、頭痛の原因にもなります。
耳を動かして対処や予防をしてみましょう。
今回は耳での対処法をお伝えしましたが、
天気病は自律神経だけでなく、湿気や冷えなども関係するので
ちゃんと対策するなら鍼灸治療がオススメです。
鍼灸に関係する内容は次回でお伝えしていこうと思いますので、
乞うご期待!!