夏の不調におすすめの胃のマッサージ

気付けばもう八月になりました。あけましておめでとうから7か月も多々とはとても思えません。
お盆も近づき休暇のある方は予定も仕上げ段階というところの今日この頃ですが、
あなたはいかがお過ごしでしょうか。
私は通勤時間に大学生がいないぶんかなり快適で割と元気です。
阪急千里線南千里駅直結のショッピングセンター「トナリエ南千里」二階で今日も営業中の
南千里鍼灸整骨院 川村です。
『去年ここまで暑かったかな?』と毎年毎年思っていますが、例にもれず今年もそう思わざるを得ない
ひどい暑さの毎日です。
もはやエアコンの効いた場所以外にいるだけでどんどん消耗していくような状況ですので
必然的に寒いくらいの空間での冷飲食が増え、胃腸の不調を感じる方も増えているようです。
冷やさないようにしましょうなんてことを言うのは簡単ですが、
熱中症のリスクを考えるとそうも言ってられません。
冷えてしまうのはしょうがないとしてそのあとできるだけ
調子が悪くならないようにするというのが現実的な対応だろうという事で
今日は胃の冷え対策のお腹マッサージをご紹介したいと思います。
なぜマッサージなのかという話しですが、まず前提として胃というのも筋肉でできています。
冷たい水に身体を浸していると手足が冷えて動かなくなるように、
冷たい水が胃の中に入ってくると胃(を含めたその周辺の組織)はその水に熱をうばわれていくわけです。
冷えた手足が動きにくくなるのと同じように胃も冷えると動かなくなり、
動きが悪くなることで消化効率というのも低下していきます。
ザっとした理屈で言うとこういう流れで胃の調子が悪くなるわけで、
冷えた手足をさすったり揉んだりして温めるように、胃の周りを緩める事で調子の改善が期待できます。
まずマッサージするポイントですが、
みぞおちから肋骨にそって左下に2~3センチほど
このあたりに指を置き軽く肋骨の裏に入れるように圧迫を加えます。
(強くし過ぎると危険ですので本当に軽くで大丈夫です)
姿勢は左を上にして横向きになり、圧迫した手をやはり軽く下に引っ張ります。
その状態で複数回、できればおさえた場所の圧迫感が無くなるまで深呼吸をしていきます。
これだけです。
うまくいけばお腹が鳴ったりしますが、鳴らないと効果が無いわけではありません。
人によって効果の出る場所は変わりますので、何回か試してみてスッキリする場所を探してみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
クーラー冷えによる不調と熱中症で倒れるのと、
どっちがマシかといわれればクーラー冷えの方がいくらかマシです。
どっちがマシか論で冷えを選ばないといけない日々はまだ続きそうなので、今の内から対策をして
夏の終わりまで本格的な不調を起こさないようにしていきましょう。
お腹のマッサージは少々加減が難しい所もありますので、やってみたけどよく分からないという方や、
もう少し本格的にやりたいという方はぜひ一度ご相談下さい。お待ちしております。