外反母趾予防におすすめのセルフケアについて
こんにちは。
台風が過ぎ九月になってもまだまだ暑いままですが、
朝晩や時々吹いてくる風がすこしづつ秋の雰囲気を匂わせてくるような気もします。
酷暑や地震や台風、大雨で気の休まる暇のあまりない夏でした。
なんとなく町全体が静かな気のする昨今ですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか。
私は今日も元気に営業中です。
阪急千里線南千里駅直結のショッピングセンター「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、今年の暑い夏、サンダルなんかをはく機会は多かったかと思います。
ふと自分の足を見てひょっとしてこれって外反母趾かもなんてことを考えたこと、
皆さんもおありではないでしょうか。
外反母趾かどうかというのは医学的にちゃんとした基準があります。
(外反母趾 基準 みたいな形で検索すればいろいろ出てきます)
気になる方は調べてみてもよいかと思いますが、
医学的に外反母趾の基準にまでは達していなくても、
どうも以前の自分の足の形と違うような気がするという感覚は結構ありふれたものです。
現代人の生活というのはあんまり足の指を使わなくても生活ができてしまうもんで、
知らず知らずのうちに使わない筋肉や関節なんかが出てきてしまいます。
人間の体はどこかしら使わないでいると使わないなりの形になってしまいますので、
長く使っているうちにじわじわ形が変わってきて、最終的には変形性関節症みたいなことにまでなることもあります。
脅かすつもりはないんですが、こういうことは気になった時がケアのはじめ時です。
ブーツなどで自分の足が隠れてしまう前にぜひ意識してほしい内容として
今回は外反母趾予防のセルフケアについて書いていきたいと思います。
さっそくいきましょう。
細かい理屈は抜きにして、アプローチしてほしい場所はここ。
拇趾外転筋です。
その名の通り足の親指を開く筋肉で、この筋肉が弱ったり固まったりすると
親指が内側に引っ張られるようになったりいわゆる浮指状態になったりします。
ここを鍛える方法として有名なタオルギャザーなんかがありますが、
それはもうさすがにありふれすぎています(ご存じない方は調べてみてください)ので、
今回は直接マッサージする方法をお伝えしたいと思います。
まず足を組むような形で足の親指側をこちらに向けます。
このあたりに拇趾外転筋と骨の境目がありますので
こんなかんじで境目に指を突っ込み、足の裏方向に軽く引っ張ります。
この状態で足の指を曲げたり
伸ばしたりします。
何回かやっていると突っ込んでいる指の周りの抵抗が軽くなってきますので、そうなれば手を放して
逆側も同じようにやっていきます。
コツとしてはあまり無理やり指を突っ込みすぎないことと、曲げ伸ばしをできるだけゆっくり行うことでしょうか。
最初は指を突っ込む場所がわかりにくいかもしれませんが、なにせ自分の体ですのでやってるうちに
なんとなくピンとくると思います。あきらめずにぜひ続けてみてください。
いかがでしたでしょうか。
現代人の生活を普通にしているだけではあまり使われることのない筋肉です。
外反母趾予防とは言いましたが、気になっていない方も案外この筋肉は固まっていたりします。
ここがしっかり使えると足が疲れにくくなったり転倒予防になったり割といいことばかりです。
そう時間のかかるものでもないので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
詳しい説明を直接聞きたい方や、もういっそ誰かにたのんでやってほしいなんて方は
ぜひ一度ご来院ください。
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