寝ちがえを防ぐためにぜひ温めて欲しい場所
インフルエンザが大流行しております。
ただでさえ流行っている所に急激な寒暖差で体力が落ちるのか、
例年にも増して多いような気がします。
あなたはなにか対策をしておりますでしょうか。
私は物心ついてからインフルエンザに罹ったことがありません。
今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、言わずもがなですがインフルエンザに関しては専門外なのでおいておかせていただいて、
インフルエンザしかり、風邪しかりですがどうしてもじっと寝ている時間が長くなってしまいます。
なのでこの時期結構増えるのが、
病み上がりの首の痛み なのです。
(病み上がりでない方も増えるので、実際の因果関係は分かりませんが)
しばらく休んでやっと熱も下がり、さあ今日から動くぞ! と思ったのもつかの間
きつめの首の痛みに悩まされるという、踏んだり蹴ったりな状況は生じ位誰でも避けたいものです。
首周りを冷やさない様にしたり、肩を揉んだりいろいろ工夫もされているとは思いますが、
ぜひ試して頂きたいのが表題です。
一度ここ↓を温めてみて下さい。
みぞおちの上、胸骨のあたりです。
↑このあたりですね。
さて、と言いますのもこの胸骨は胸肋関節という関節で、
肋骨とつながっています。
一見あんまり動きそうもない関節ですが、実際は体の捻り、曲げ伸ばしはもちろんの事、
呼吸の際にも動いています。
で、風邪のときなんですが、咳やくしゃみなどにより常に肋骨周りには
強い衝撃が加わります。 (ホントの話、咳やくしゃみであばらが折れることもあります)
この衝撃はこの胸肋関節や背中側の肋椎関節で吸収されるのですが。
これがしばらく続くと、関節周辺の筋肉が疲労し機能不全を起こし始めます。
要するにこの胸肋関節の動きが悪くなるわけです。
肋骨は前側で胸骨と、後ろ側で胸椎(背骨)とつながっていますから、
胸肋関節が動かなくなると、この胸椎の動きも制限されます。
↑これが胸椎です。
胸椎の動きが制限されるとどうなるかというと、
本来胸椎がしていた働きを他の部位で代償して行わなければならなくなります。
この際、特に体全体を捻る動きの代償が、頸椎(首の骨)に来てしまうわけです。
あとは他のブログでもよく言っていますが、
本来自分の仕事じゃない仕事を無理やり押し付けられた首の骨は、
そのうち音を上げ、組織の損傷が起ってしまいます。
風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話ですが、このようなわけで
首が痛くなりそうやな。 とお思いの方は胸骨を事前あたためておく事を
試してみて下さい。
(心臓に近い部分なので、単純に体全体も温まります)
今日は寝違えによる首の痛み予防のお話でした。
尚、今回の対策はあくまで痛む前にすべきことです。
痛くなってからだとやるべき対策はガラッと変わりますのでご注意を!
手っ取り早く予防したい方も、痛めてしまった方も
おからだの事でお困りの場合は当院までお越しいただくか、
(徒歩、電車) https://www.senri-shinkyuseikotsu.com/?p=14
(お車) https://www.senri-shinkyuseikotsu.com/?p=77
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