春の不調を予防する方法
皆さんこんにちは、
今日も元気に診療中です。
阪急千里線 南千里駅直結のショッピングセンター、ガーデンモール南千里二階の
南千里鍼灸整骨院 川村です。
3月も終わりを迎えようとしていますが、いつまでも寒いですね。
桜のつぼみも硬いままで、まだ咲きそうにありません。
去年の今頃はもう少し暖かかったように思うんですが、実際のところはどうなんでしょうか?
とかくこの時期は気温の乱高下が激しくて、「体がついてこない」なんて言い方を良くします。
進学や就職、人事異動とそれに伴う引っ越しなんかでライフスタイルの変化も多く、
疲労の溜まりやすい時期でもあります。
しんどいけれど、ゆっくりする時間も余裕もないし・・・ということで
ついつい無理をしてしまって、それこそ「体がついてこなく」なって慢性的なだるさや
痛みなどがでてくることも多いのではないでしょうか?
ということで今回は、自宅でできる体調管理法「入浴」について書いていきたいと思います。
入浴というのも結構奥が深くて、
お風呂位浸かってるわという方も、けっこう目的に合った入浴法ができてなかったりします。
筋トレやストレッチなんかと同じですね。
ただ重いものを持ち上げたらいい、
筋肉を伸ばしたらいい、
というものではなくて、体に対して刺激を与えるわけですから細かいことを言えば
いくらでもやり方はあるわけです。
毎度前振りが長くて申し訳ありませんが、今回は季節の変わり目ということで、
「環境の変化によるストレスを軽減する」入浴法についてご紹介します。
ポイントは4つ
①寝る一時間前に
②40度くらいのお湯で
③20分ほどの時間入浴する
④スマホ見ない
ということです。
「そんだけかい」といわれそうなので解説すると、
基本的なところでは42度以上の高温での入浴、25度などの冷水浴を行うと
交感神経が刺激され、
38度程度のぬるま湯は副交感神経を刺激し優位にします。
大雑把にいうとイライラ・ピリピリする、脈拍が早い、夜眠れないなどの不調は
交感神経の優位によって起こりますのでぬるま湯での入浴を、
日中ぼんやりしてしまっていつも眠い、体がだるくてやる気が出ないといった不調は
副交感神経の優位によって起こりますので熱いお湯での入浴をおこなっていただくといいということになります。
春、という新しい生活様式における緊張感は、意識するしないの差こそあれ
緊張感を生み出し、交感神経を常に優位にし、
その揺り戻しで変なタイミングで副交感神経が優位になってぼーっとするなどの失調を生み出してしまいます。
上に書いた入浴法は、その日一日優位だった交感神経を休ませ、
副交感神経を優位にする効果があります。
「その日の疲れはその日のうちに」ということですね。
いかがでしたでしょうか。
「なんか調子でえへんわあ」というかたは是非一度試してみて下さい。
今日も長々かいた文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
当院でははり・お灸を使った自律神経調整も行っています。
お風呂にゆっくり入る時間もない方、とにかくはやくしんどいのを治したい方は
ぜひ↓の電話番号まで。