桐生選手に学ぶ負担の無い歩き方
こんにちは!
土曜日についに桐生選手が日本人初の9秒台を出しましたね。
私は日曜だけ新聞を買うんですが、各社一面が全部それだったので、
さすがに目に入ってきました。
どんどん記録が塗り替えられてるっていうのはすごい話ですね。
アスリートの限界に挑む姿勢と、スポーツ理論の進歩には目をみはるばかりですね。
わが身を顧みて、頑張っていきたいものです。
さておき今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、今日桐生選手のコメントにあやかって「足の使いかた」について
書いていきたいと思います。
曰く「足首は固く使うのがポイント」だそうです。
(彼は踵を付けたまましゃがめないそうですね。)
伸びたアキレス腱が縮む力を利用してスピードに変えているそうで、
この辺りはジャマイカの選手も同じテクニックを使っているとの事です。
この理屈、実はアスリートならぬ僕らの普段の歩行でも応用することができます。
そもそもアキレス健とは
↑この筋肉の白い所です。
赤い所は筋肉で、力を入れることで縮んだり、ストレッチをかけることで伸びたりします。
(縮むときにはエネルギーが使われ、繰り返すと筋肉が疲労します)
転じて白い部分である「腱」は自ら伸び縮みをすることなく
引っ張られれば元の長さに戻るために自動的に張力が発生します。
この張力を使うことで、余計なエネルギーを使うことなく歩くことができる。
(要するに疲れず長距離を歩くことができる)
という事ですね。
意識すべきは以下!
↑歩く時に一旦後ろ足をこのように頭の位置より後ろに行くようにします。
この時、一瞬かかとが浮かないように耐えて下さい。
アキレス腱の伸びを感じたら、アキレス腱がゴムの様に縮むイメージで
かかとを浮かします。
↓
↑こんな感じ
アキレス腱の引っ張りでつま先が地面を蹴れるので、
余計な力を使わず、スムーズに体を前進させることができます。
で、そのまま足を前に出して、逆の足が同様に後ろに行くようにします。
前に出した足で体を引くのではなく、
後ろ足の推進力で進むので、見た目にも美しく歩けますし
べた足歩きにならないので膝にも負担がかからないといいことずくめです。
コツは、あまり意識して足首を動かさず、あくまでアキレス腱の張力に任せることでしょうか。
私も通勤時駅までこの感じで歩いていますが、移動時間も短くなるし、
あんまり疲れないし、おすすめです。
無理のない範囲で、ぜひ試してみて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
写真ではわからん! という方、歩き方に問題を感じてらっしゃる方は、
直接当院までお越しいただければ歩行の指導もさせていただきます。
直接お越しいただくか、
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