梅雨時に調子が悪くなる方は、こういう事に気を付けよう!!その3
皆さんこんにちは!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
6月も後半に差し掛かり、夏にむけて季節がすすんでいるのを実感する日々です。
さて、前回はちょっと違う記事を挟んだので、梅雨時の不調の原因の最後のパートをお送りいたします。
パート1、パート2がどんな内容だったか忘れてしまった方用にリンクを貼っておくので、よければもう一度読んでみて下さいね!
梅雨時に調子が悪くなる方は、こういう事に気を付けよう!!その1
梅雨時に調子が悪くなる方は、こういう事に気を付けよう!!その2
では、本題に参りましょう!
6 冷たい飲みもの
冷たい飲み物が必要な時は、実はそんなにありません。
また、冷飲が必要なくらい活気に満ち溢れている人も、現代人の体質から考えるとごく少数です。
冷たい飲み物を自分の許容量以上に過飲すると、まず、腎系・脾系が機能低下を起こします。
そして、最終的に全系統に負担が波及していきます。
結局のところ、身体が中から冷えていくという事です。
消化力は燃焼運動によるもので、冷たい飲み物が体内に入ると、この燃焼性が落ちます。
つまり放熱性が高くなるので、消化の方へ持って行くべき力が体温産生の方へまわっていってしまうために、消化量が落ちてしまいます。
食事前に冷たい水を飲むと消化力が落ちることは、よくご存じかと思います。
7 過労(疲労の蓄積)
過労は、どの系統にも影響しますが、その中でも、脾系と腎系に強い機能低下がみられます。
過労は、一過性の物と、疲労を蓄積して時間を経ているものの2種類あります。
疲労が蓄積してくると、身体の筋肉などの生理状態が内部から硬直してきます。
運動系の筋肉は全部ひきつれて硬くなり、反対に内臓の筋肉は弛緩して動きが悪くなります。
前ブログで書いた、甘い物を食べ過ぎた時と同じような状態になります。
こうなると、当然消化力は低下して血液循環も悪くなり、全ての面でよくありません。
疲労がどんどん積み重なると、その人の弱い臓器・組織の生理機能が停止され、全体のバランスが崩れて体力が低下し、本格的に病気になっていきます。
疲れている状態は、どんな時でもよくありません。
しっかり休息が取れているからこそ、回復できるというものです。
8 暑さの中に長時間いる
長時間暑さの中にいると、身体の状態を一定に保つために、血液循環が放熱作用に重きを置くようになります。
そうすると、消化活動の方に血液が回らずに、最終的に脾系機能が低下します。
体内に熱がこもりすぎると生命の危機にさらされるので、何とか放熱しようとします。
そんな時は消化器に余力を回している場合ではありません。
屋外での作業などで炎天下にいるときなどは、冷たい飲み物が役に立ちます。
湿度が高いと体表面の汗が蒸発しないので、体内に熱がこもりやすく脱水状態である事に気付きにくくなります。
梅雨の合間の晴れは気温が上がり蒸し暑くなるので、十分にお気を付けください。
いかがでしたか?
以上3パートに分けて、梅雨時に調子が悪くなる方が気を付けたほうがいい事について書いてきました。
すべてを正すのは難しくても、何か一つ取り組んでみると意外と体調がよくなります。
毎年の事なので諦めている方もいるかもしれませんが、鍼灸治療で何とかなるかもしれません。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
薬に頼りっぱなし、もしくはただ不調に耐えている方ほど、早めに対処していきましょう!