梅雨時の不調の特徴と対策
皆さんこんにちは!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
鍼灸師の岡崎です!
7月に入って、セミも鳴きだしましたが、依然として梅雨ですね。
というより、ようやく梅雨らしくなったとでもいいましょうか。
洗濯物が乾かなくて毎日困っています。
さて今日は、今更ですが梅雨にちなんだ内容でやっていこうか思っています。
東洋医学では、梅雨の時期は湿邪の影響を受けやすいと言われています。
湿邪とは、身のまわりに存在する6つの性質
(風・暑さ・火(暑さがひどくなったもの≒熱)・湿気・乾燥・寒さ)のうち、
湿気が身体に悪さをしている状態の事をいいます。
(6つの中でも特に有名なのは風が悪さをする風邪ですね)
湿気の特徴には重濁性(下へひっぱる力)と
粘稠性(ひっついてその場にとどまる)があります。
重濁性による影響は、体の重だるさや手足のだるさなどの全身症状から、
軟便、下痢などのくだす症状、まぶたが重く感じる、頭が重く感じる、
やたらと眠たくなる、下肢のむくみなどが挙げられます。
次いで粘稠性による影響は、食欲不振や消化不良、
めまいがするなど、飲食物や水の停滞による症状が目立ちます。
さらに厄介なことに、湿邪はしつこいので
なかなか症状が改善しないのも特徴です。
こういった症状は梅雨時に限らず、
雨が降り出すころに出てきやすくなります。
また、湿気に弱い胃や腸などの消化器系は、
全身の筋肉にも影響をおよぼすので、
身体を支える力が弱まります。
その結果、体のだるさからやる気が無くなりやすいです。
いろいろ面倒になりやすいので要注意です。
湿気の影響はみんな等しくでるはずですが、
人によって影響の大小があるかと思います。
影響の出やすい人の特徴は
・あまい物の食べ過ぎ
・アルコール摂取が多い
・早食い
・あまりかまずに食べている
・睡眠不足
…などが挙げられます。
上に挙げた項目を一つずつ潰していくと、
症状の緩和が見込めるかもしれません。
出来るだけ早く解決したいのであれば、
鍼灸治療をオススメします!
ハリとお灸でうっとおしい湿気をやっつけましょう!!