汗をかきすぎると…

今年の夏は本当に暑くて、長くて大変でしたね。
夏にたくさん汗をかいたことによって、『気虚』という状態になると
東洋医学では考えられています
。
気虚、というのはどういう状態かというと
・元気がない
・疲れやすい
・免疫力が低下する
・肌のバリア機能が低下する
・胃腸の働きが低下する
などの症状がおこります。
まさに今、そういった症状が出ている人が多いかと思います。
長い夏の暑さで汗と一緒に体のエネルギーも流れてしまったというわけです。
以前はよくイライラしていたのに、最近あまりしなくなったな・・・という方は
実は穏やかになったのではなく気が不足しているのかもしれません。
イライラしているときは意外とエネルギッシュで元気だったりするのです。
では、気虚を改善するためにはどうすればよいかというと
・早く寝る 遅くとも11時までに
・栄養のある消化の良いものを食べる
・がんばらない
え?そんなこと?と思われるかもしれませんが
特別なことではなく、基本的なことが一番重要なのです!
押すと元気になるツボとかないんですか?とよく聞かれますが
元気になりやすくするツボはあります!
足三里という膝から指四本分下の骨のきわにあるツボで
お灸をすることがおすすめです。
ただし、早寝して胃腸を整えて頑張りすぎない生活をしながら
お灸することがエネルギー不足を改善するためのポイントです!
夏の暑さのダメージを受けて崩れてしまった
体のバランスを整えるためには鍼灸治療がおすすめです!
日々の生活の養生についてなどもお伝えしながら施術いたしますので
ぜひ、お試しください!