痛みの予防は可能かどうか、隠れた痛みにご用心

こんにちは。
寒い→暖かい→寒いのローテーションで体が季節についていけません。
今日は大阪府でも山沿いでは雪が積もるという予報でしたが、あなたはいかがお過ごしでしょうか。
私はなんとか出勤時間と雪がかぶらず、無事に働けております。
阪急南千里駅直結のショッピングセンター『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、季節の変わり目ということで、体のあちこちに痛みが出て来院される方が増えています。
痛みというのは厄介なもので、一カ所痛いともう何もしたくなくなってしまいます。
どうにかして痛みなく過ごしたいと思うのが人情で、いらっしゃった方からも痛みの予防についてはよく質問されます。
個別のケースに関しては人それぞれですので、網羅して書くことはできないのですが、
今日は痛みの予防についてちょっとした考え方をご紹介したいと思います。
先にいってしまうと『痛みの種を痛みになる前に解決する』ということなのですが、
まず知っておいていただきたいのは『痛みが出たとき=悪くなった時 ではない』ということです。
人間痛みを感じたその瞬間にに悪くなったように思ってしまいがちですが、
実は人間の体にはある程度までの慢性的な損傷や不具合というのを無視する機能があります。
人間の体というのは一カ所二か所がちょっと負傷したくらいで
いちいち動けなくなっていては生きていけません。
何とかなりそうなものは何とかしてしまって、いちいち脳みそまで報告しないということです。
たとえて言うなら大きい会社の仕事の現場でちょっとしたトラブルがあったとしても、
いちいち経営会議に議題として挙げていては経営者は忙しくて他のことができなくなってしまいます(せないかんことは山ほどあるでしょう)。
現場主任とかがそれなりに周りと調整して業務に支障のないようにし、必要であればさらに上に報告するという感じではないかと思います。
我々の脳みそというのはこの話における経営会議みたいなもので、しないといけないことが山ほどあり、
とるに足らない手足の異常にいちいち対応されていては生活ができなくなってしまうわけです。
ここで問題になってくるのは、報告が上がってくるのは問題がにっちもさっちもいかなくなってからということです。
人と仕事をしたり、育児をしたりしているかたは報告された問題に対して
「いやいやもっと早よ言うてくれよ」と思ったことが一度くらいはあるのではないかと思いますが、
なぜかそれと同じような感じで、脳みそが痛みを感じるタイミングというのはちょっと遅いんですね。
それで予防の話に戻るのですが、とにかく痛みを感じる前に問題に気付くということが大切で、
なんだかんだ言って『一通り動かしてみて異状がないか確認する』以上のものはないと思います。
人間の体というのはけっこうぎりぎりのバランスで成り立っていて、全く異常のない状態というのは実はなかったりします。
異常が発生したり、自動的に解決したりしながらうごいておるのですが、時々解決されずに進行していく問題が発生します。
動作に違和感をつくるほどの問題というのは自動的な解決ができなかった場合が多く、そのまま痛みまで行ってしまうことが多いのです。
良く体が痛くなる方はぜひ実際に痛くなる前に体の動きの確認をしてみていただければと思います。
ヨガやストレッチやラジオ体操、太極拳なんかでもいいのですが、一通りからだをうごかして変なところがないかを確認してみてください。
問題の解決方法というのは問題の種類によって全然違いますので、とにかくまずは早めに発見することが大切です。
問題は小さければ小さいほど、発生から時間がたっていなければいないほど解決は簡単です。方法は見つけてから選択しましょう。
まとめると 痛みの予防は早期発見 というところでしょうか。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
うまいこと書こうとしてうまくいかず、無駄に長くなってしまいました。
話せばもう少しうまく言えると思うのですが、書くというのは難しいものです。
自分では見つけられない問題も、外からみれば案外一目瞭然だったりします。
痛みが出ないか不安な方も、すでに痛くてお困りの方も、なにか私でお役になれることがあればぜひご連絡ください。
今日の内容も機会があれば名誉挽回で口頭で説明させていただければと思っています。
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