膝が痛くなる前に『ここ』のケア
こんにちは!
お久しぶりです。
ふっ と気づけばもう九月も後半になってしまいました。
一年が過ぎるのはあっというまですね。
急に涼しくなって、吹いてくる風も何となく秋のにおいがします。
あなたはいかがお過ごしでしょうか?
私は今日も元気に診療中です。
阪急南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
今年も極端に暑かった夏ですが、どうやらここらで季節も交代の様です。
毎度のことですが急に気候が変わりますので体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、行楽シーズンがやってきました。
外を歩くには良い気候になってきそうですので、お出かけの予定を立てている方も多いのではないでしょうか?
楽しい季節ではあるのですが、
張り切って出かけた後、膝や腰が痛くなって来院される方が多い季節でもあります。
せっかくのお出かけがあとあとの痛みの原因になるのはぜひとも避けたい所です。
ということで、今現在膝や腰が痛くない方でも、お出かけする前にぜひともケアして頂きたい場所が ↓ ここ
↑この骨と
↑この骨の間の関節、距骨下関節です。
ずいぶん前にもブログでご紹介したのですが、なにぶんずいぶん前なので改めてご紹介いたします。
この関節は足首の動きの中で、回内、回外という動きを担当します。
不安定な地面に足を適応させたり、歩行時の体重移動の際に衝撃を分散させる機能をもった関節ですね。
実はこの関節、動きが悪くなっている方がむちゃくちゃ多いです。
人間の体の機能は必要性が無くなると使えなくなってくるという特性を持っています。
現代人は
①舗装された平らな道しか歩かない
②高性能な靴によって衝撃吸収を代用している
という二点からこの関節を大きく動かすことが少なく、長期間にわたって
動かされなかったこの関節は、可動域の低下(動きの悪さ)という形で気の王を低下させてしまいます。
要するに普段動かさんので固まってしまっとるわけです。
普段の生活内ではそれで別に問題ないわけですが、行楽シーズンに山に行ったり
アクティビティを楽しんだりするときはそうもいきません。
距骨下関節が固まって仕事ができなくなった場合、
本来距骨下関節が受け持つはずだった仕事は消えてなくなったりはせず、
どこかが負担しないといけません。
(人間社会と同じですね)
膝に来ます。
本来距骨下関節の仕事である足の左右へのぐらつきを膝あが受け持つことになりますので、
膝関節に左右へぐらつく力が加わっていきます。
何となく想像がつくのではないかと思いますが、
本来膝は左右にぐらつく方向には動きませんので、無理やり動かされた膝は靭帯などにダメージをうけながらその仕事に耐える羽目になります。
ということで、この距骨下関節が固まった状態でお出かけしちゃうと
膝(とか股関節、腰など)が痛くなるリスクが高まるわけです。
説明が長くなりましたが、納得して頂けた方はお出かけの前にぜひ↓のエクササイズをやってみて下さい。
↑こんな感じで踵の先と、くるぶしの下をつまんで、
親指同士を近づけて回外、
親指同士を離して回内です。
最初はよくわからないかもしれませんが、やってるとだんだん動きが分かってきます。
左右、回内回外を5~10回ずつぐらいやれば十分です。
ちょっとのことですが、このちょっとのことで結構膝の負担は違います。
ぜひお試しを!
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
あなたの行楽シーズンが痛みのないものでありますように。
既に膝が痛かったりする方や、今回の説明ではようわからんかった。という方は
ぜひ当院までお越しください。
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