膝痛の予防、改善に鍛えておきたい筋肉
皆さんこんにちは!
12月も気づけば中盤に差し掛かろうとしています。
年賀状の準備やお歳暮の手配、帰省するための切符の手配や
迎える側はお正月の準備など、師走の名にふさわしい忙しさが
世の中に吹きすさんでおります。
年賀状の宛名書きって、せなせなと思いながらなかなか手が伸びませんね。
私だけでしょうか?
なんにせよなにかとあわただしい時期ですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?
私は今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、今回は膝痛予防です。
当院には膝の痛み、動きの悪さで来院される方も多いのですが、
その中でよく聞かれるのが
『膝の痛みに関して、自分で出来る事ありますか?』という話しです。
御多分に漏れず、膝の痛みといっても原因は様々で、
一概に『これさえやってればオッケー』というものはないのですが、
お話を聞いてる中で、あまり皆さん意識されていないことをお伝えしたいと思います。
まだ試したことの無い方はぜひ↓ここを鍛えて頂きたい。
ハムストリングスと呼ばれる筋群で、腿の後ろに位置しています。
骨盤からすねの骨についていて、股関節を後ろに伸ばしたり、膝を曲げたりする作用があります。
なんでここを鍛えたほうがいいのか、という話しなんですが、
膝関節には、腿の骨とすねの骨を前後にずらさないために十字靭帯というものがついています。
(どういうものかを説明すると大変長くなりますので、気になる方はぜひググるか、直接聞きに来てください)
このうちのすねの骨が前にずれるのを防ぐ前十字靭帯は、
非常に動作の中で負荷がかかりやすく、痛めやすい靭帯となっております。
スポーツをしていた、している人はさることながら、そうでない人でも
普通の日常生活でも引っ張られる負荷がかかることがあり、知らない間に伸びたり
繊維の損傷が起きていることがあります。
聞いたことがあるかもしれませんが靭帯というのは消耗品で、
一回伸びてしまうと自然には元に戻らないと言われています。
前十字靭帯が緩むとすねの骨が前にずれようとするのを止める作用が弱まりますので、
膝関節が動きの中で前後のずれを起こしやすくなり、損傷のリスクが上がったり、
ずれそのものが痛みを出したりするわけです。
(厄介なのは、上記の通り結構知らん間に緩んでる場合があることです)
で、このハムストリングスは走行的に
↑このように走っていますので、
この筋肉が働くことですねの骨は後ろに引っ張られ、前にずれるのを防いでくれます。
逆に言うと、前十字靭帯が緩んでしまっている人は、自動的な制限がかからない分、
常にこの筋肉に負荷がかかっているとも考えられます。
という事で、すねの骨が前側にゆるいせいで膝が痛い人は、このハムストリングスを鍛えることで、
膝痛の改善、予防が期待できるわけですね。
やり方は簡単、
↑この状態から
↑このように曲げていきます。
↑で、また下ろします。
最初は特に負荷をかけなくても良いので、続けて10回ほど行ってください。
筋肉がうまくつかえるようにうまくつかえるようになるだけでずいぶん違います。
まずは筋肉に刺激を入れましょう。
べつにムキムキにならなくてもいいのです。(決して止めません。ガチで鍛えたい人はレッグカールで検索してください)
どちらにしろ、ここの筋肉は鍛えておいて損はないと個人的に思いますので、
特に膝が痛くならないか心配な方は、ぜひ日常にトレーニングを取り入れて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
冒頭にも書きましたが、体の痛みには『これさえしとけばオッケー』というものはありません。
どこを鍛えたらいいか、ピンポイントに知りたい方は、ぜひ当院まで。
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