花粉症の方はしんどくなる前にここを緩めておきましょう
暑いですね。
場所によっては27℃になるところもあったそうで、まるで初夏の陽気です。
さらに週末は寒くなるようで、気温気圧の変化が体に堪えそうです。
あなたの体調はいかがでしょうか?
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
気温気圧の変化もさることながら、今年は花粉がすごいらしいですね。
朝ネットニュースで見ましたが、ヒノキ花粉が去年の429倍という事でした。
まあ去年が例年と比べてどうとかいろいろあるんでしょうが、
それでも数字のインパクトとして強烈です。
花粉症でお困りの方は色々対策をしてらっしゃると思いますが、
今回は、花粉症そのものにどのように対処するかは一旦おいておいて、
花粉症における二次災害ともいえる『首、肩の辛さ』について書いていきたいと思います。
花粉症の状態で何が一番つらいかは人それぞれでしょうが、
どんな人間でも、必ず対処しないといけないのは『鼻づまり』です。
当たり前のことを言う様で恐縮なのですが、
人間は呼吸をしないと死んでしまいます。
本来人間の呼吸器は鼻→喉頭→気道→気管→気管支という順番で
空気を肺に取り込んでいくのですが、
花粉症などのアレルギー症状で鼻が詰まったときは、
入口からいきなりその流れがせき止められてしまいます。
さすがにそれでジ・エンドというわけにはいかないので、
人間の体は代替手段として、本来消化器であるところの口を使って、呼吸をしようとするわけです。
いきなり長々と理屈っぽいことを言いましたが、要するに何が言いたいかというと
口呼吸は本来、体が用意している呼吸ではないという事です。
体のどんな働きでもそうなのですが、本来の用途以外で使用すると何らかの形で
必ず余計な負担がかかります。
鼻詰まりのあるあなたは、
↑こんな姿勢になってないでしょうか?
分解していくと、口が空き、首を上に伸ばして頭の位置が前に出るような感じです。
口呼吸をするためには口を開けなければなりません。(当たり前ですが)
また口での呼吸は鼻呼吸と比べて効率が悪いため、
気道を確保するためにも、顎の動くスペースを空けるためにも、
首を上を向くような形にしないといけない。というわけです。
(試しに顎を引いた状態で口呼吸と鼻呼吸をしてみて下さい)
ながながと書いていきましたが、この体勢の時に酷使される筋肉がこれ
後頭下筋群です。
先ほどの体勢はこの筋肉がちぢんだままの状態になってしまうため、
この部分の過度の疲労、縮んだままの状態などを作ってしまいます。
この筋肉は首を上に向ける以外にも、全身的な歪みや辛い体勢を最終的に
調整する役割もあり、ここが疲れて使えなくなると
体全体のだるさや痛み、ゆがみなどにつながることがあります。
花粉症だけでも辛いのに、身体の痛みやダルさまで加わると、
いよいよ何もできなくなってしまいます。
花粉症のある方は、いよいよ体全体がしんどくなる前にこの部分を休ませてあげて下さい。
今回は長くなってしまったため、具体的な緩め方はまた次回書きたいと思いますが、
とりあえずホットパックやカイロなどであたためるだけでも結構違います。
ぜひ試してみて下さい。
すでにしんどくて、早く何とかしたい方はぜひ当院までお越しください。
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