花粉症後の首の痛みにはこれ
熱かったり寒かったり、今年の春はめちゃくちゃですが、
あなたは体調など崩していませんでしょうか?
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
今回は前回の続き、『後頭下筋群』をゆるめる方法についてご紹介していきたいと思います。
この『後頭下筋群』見ての通りの細かい筋肉で、
さらには、こんな風に骨につければ分かりやすいですが、
実際は
この様に後頭下筋群の表には僧帽筋、板状筋などの分厚い筋肉があるため、
ゆるめるといってもコツがあります。
いくつかご紹介いたしますので、試したうえで出来そうなものをやっていってください。
その1 ストレッチ
まずは筋肉を緩めると言えばこれ、のストレッチです。
前回ご紹介した口呼吸の際の姿勢は、後頭下筋群を縮めてしまっていますので、
伸ばしてあげることで筋肉、関節の位置を戻す。という寸法です。
やり方は以下の通り!
↑このような状態から、
↑このような位置に頭を持って行きます。(左を伸ばす場合です)
上に書きましたように周辺に大きな筋肉があるため、このポジションをしたからと言って、
必ず伸びるわけではありません。
後頭部ではなく、背中のあたりに伸びる感じがある場合、伸びているのは後頭下筋群ではありません。
細かく角度を変えるなどして、後頭部が伸びる感じを探してみて下さい
その2 セルフマッサージ
手の届く範囲ですので、自分でマッサージすることもできます。
場所が分かりにくいのですが
後頭部の真ん中にある骨の出っ張りから大体ゆび一本分くらい斜め下から
首の中央に向けてあるのが小後頭直筋
その指一本分くらい外から
先ほどの位置よりやや下に向けて伸びているのが大後頭直筋
更にもう指一本外側から
耳の後ろのあたりまで伸びているのが上頭斜筋
その耳の後ろから
大後頭直筋と同じところにつくのが下頭斜筋
これらの筋肉を円を描くようにそれぞれマッサージしていきます。
ここまで書いといてなんですが、全然わからん説明になってしまいました。
「全然わからん」という方は当院までお越しください。説明します。
その3 運動療法
筋肉が固まってしまっているわけですので、
意識してポイントで動かしていくことで、緩まることもあります。
後頭下筋群は頭を上に向けたり下に向けたり、
左右に向けたりする作用が主です。
なので単純にそのような動きをすれば後頭下筋群の運動になるわけですが、
気を付けないといけないのは、それらの作用をするのは後頭下筋群だけではない。
という事です。
症状を和らげるために運動をする場合は、よく似た別の場所ではなく、
確かにその場所を動かすというのが重要なポイントになってくるわけです。
上を向く時は
こうではなく、
この様に首の上の方を縮めるように、
下を向く時も
こうではなく、
このように顎を引くかんじで動かします。
左右を向く動きも同様で
背中を捻ってしまうと、肝心かなめの部分が動きませんので、
壁に背中を付けるなどして、首だけが動く状態で左右にゆっくり首を回します。
回せばいいというものではないので、ゆっくり確実に、首の上の方を意識して
動かしていってください。
上下、左右に10回ずつ程度が目安です。
長々書いた割に分かりにくい内容で申し訳ありません。
「花粉症に」と書きましたが、単純に首コリや目の疲れなどにも有効です。
疲れやすいこの季節、ぜひ後頭下筋をゆるめてみて下さい。
後頭下筋への施術を受けたい方は、ぜひ当院までお越しください。
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