南千里鍼灸整骨院公式ブログ

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足首の捻挫は万病のもと 今ひねった人もかつてひねってほっといた人も

こんにちは!

 

 

 

日差しはすっかり春らしくなりました。

 

新生活の準備や年度の締めなど、いろいろ忙しい三月ですが

 

あなたはいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

私は今日も元気に診療中です。

 

阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター

 

『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。

 

 

 

さて昼間は暖かくなってきましたので、外に出て体を動かそうかという方も多いのではないでしょうか?

 

千里南公園を散歩していても、ランニングしている人が明らかに増えているように思います。

 

 

冬にあまり動かなかった方が運動、特にランニング系の種目を始められるときに

 

気をつけて頂きたいのが、何と言っても『足首の捻挫』です。

 

 

 

「ああ、足首ぐねったやつね。いうてもほっといたら治るやろう」

 

と思う方が多く、なぜか異常になめられている足首の捻挫ですが、

 

実際に放っておくと結構大変なことになります。

 

 

 

という事で、今回は足首の捻挫がどういうものかのご説明と、

 

放置することでどうなるかを書いていきたいと思います。

 

 

 

まず、捻挫といっても捻り方によって様々なのですが、

 

ほとんどの方は

 

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↑こんな感じで受傷されるのではないかと思います。

 

この場合、損傷するのは

 

 

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↑ここの『前距腓靭帯』という部分がメインになります。

 

さてこの前距腓靭帯、なにも捻挫した時に傷つくために存在している訳ではなく、

 

 

長い進化の歴史の中で人体の中に残り続けてきたという事は、それなりの役目があるわけです。

 

前距腓靭帯は

 

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↑この距骨(足首から先全体のかなめになる骨)という骨が前側に飛び出ないようにする。という作用を持っています。

 

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基本的に体のパーツは、痛めることでその能力を落としますので、

 

捻挫して、靭帯の傷が治るまでは足首から先が通常より前にずれやすくなってしまう という事が起ります。

 

 

それだけならまあ、治ってしまえばそれでいいのですが、

 

厄介なことに人間の体は、

 

長期間決まった姿勢でいるとその姿勢が良い悪い関係なく、その形で固まり安定してしまう。

 

という特性を持っています。(余談ですが、姿勢が悪いのを意識して直そうと思っても、すぐ戻ってしまうのもこの特性のせいだったりします)

 

 

捻挫して、足首がずれやすい状態で長期間過ごすことは、

 

足首がずれた状態を体に記憶させるという事でもあるわけです。

 

 

早期に固定をすることは再負傷を防ぎ、回復を促すため以外にも

 

関節を正しい位置で固めるという目的もあるわけですね。

 

 

 

足首がすねに対して前側にずれた状態は

 

 

・足関節の背屈(つま先を上げる動作)の制限

 

・重心の踵側へのズレ

 

 

といった問題を発生させ、膝や股関節の慢性痛や背中の丸まった姿勢、つまづきなど、

 

全身的な姿勢や動作に影響します。

 

 

 

で、ここからが重要なんですが、

 

この『関節がずれた状態で固まってしまった』状態は、

 

組織の損傷ではないため、放っておいたらそのままです。

 

 

人間の体に備わっている、ケガを直すメカニズムはすでに完了しているため、

 

何らかの外的な刺激がない限り、その状態はむしろ維持する方向に働きます。

 

 

ずれた期間が長くなればなるほどそのずれは安定したものになり、

 

かつその影響は体の様々な場所へ分布していきます。

 

 

 

昨日今日捻挫した方は、自分のケガをなめず即座に治療を受けて頂きたいと思います。

 

 

かつて捻挫して放っておいた方も、もし体のどこかに痛みなどがある場合

 

さかのぼった原因はその時起こった足首のズレかもしれません。

 

 

うちに来いとは言いませんが(ほとんど言うてますが)、

 

立っているとき体を一番支えている足、足首です。

 

早めに何らかの対処をされることを強くお勧めいたします。

 

 

 

 

☑しゃがんだとき、左右どちらかの足首の前側につっかえるような痛みがある。

 

☑長時間立っていると足首のあたりがぐらついてくる。

 

☑歩いているといつも同じ側の足首が痛くなる。

 

 

そんな方は今すぐご連絡ください。

 

ご来院は以下の通り

 

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