頭が痛けりゃここをチェック! 図でも確認しよう!
こんにちは!
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院 鍼灸師の岡崎です。
とうとう冬になりました。
急な気温の変化が起きると
頭が痛くなる方がおられます。
そうでなくとも、普段から肩がこって
頭が痛いと訴える方は多いです。
実は、頭の痛む場所で
反応の出る場所や治療点が変わってきます。
痛む場所は大きく
以下の4つに分かれます。
① 頭の前側
② 頭の横側
③ 頭の後ろ側
④ 頭のてっぺん
もちろん混合型の方もいるので、
複数個所痛い場合もあります。
①~③は何となくわかるかと思いますが、
頭のてっぺんの痛みというものもあるんです。
では、それぞれ痛む箇所に関しての
チェックポイントをご紹介します。
まず、①頭の前側から。
ここは足の陽明胃経という経絡が通っています。
※経絡(けいらく)とは、
簡単にいうとツボとツボをつないだ線です。
ツボ=駅、経絡=線路という風に例えられます。
胃経は胃や腸の調子に関わる経絡で、
食べ過ぎや食の不摂生、便秘や下痢が続いていると
不具合が起きます。
そうした時に頭の前側、額のあたりに痛みが出てきます。
その他にも、眉間にしわ寄せする機会が多かったり、
目の疲れなどでピントが合わず、
目を見開いて物を見たりする機会が多いと
額の筋肉が凝って痛みに変わったりもします。
そんな時はここ、足三里を触ってみて下さい。
膝の皿の下から指4本分下に
下がったところにある
筋肉の溝を目安にツボを取ります。
次に②頭の横側です。
ここは足の少陽胆経という経絡が通っています。
(それ以外にも経絡は通っていますが、
今回は胆経のみを扱います)
この経絡は、ストレスにとっても過敏です。
イライラが続いたりするとすぐ痛くなります。
ですが、発散出来ていると痛まなかったりします。
更に①同様、目の酷使などが続くと
血行不良で筋肉が硬くなりやすく、
その場合も痛みに変わります。
このタイプの頭痛は、足臨泣をチェック!
足の小指と薬指の間をたどると、
骨と骨がぶつかっている場所があります。
このあたりで押さえて、
痛むところに取ります。
続いて③頭の後ろ側です。
ここは足の太陽膀胱経という経絡が通っています。
この経絡は体の中で一番長く、
所属しているツボの数も一番多いです。
なので、何が起こりやすいかというと、
いたるところで滞りが起きやすい!
ふくらはぎや腰に問題があっても
頭痛が起きたりします。
また、目から入った視覚情報は
脳の後ろ(後頭葉)で処理されるので、
画面を長時間見たりしていると
頭の後ろが硬くなって痛みやすいです。
また、風邪の初期や、
肩こりなどの血行不良でも
痛くなりやすい所です。
頭の後ろが痛くなる頭痛は
崑崙を触ってみましょう。
直接首でもいいのですが、
今回はあえて足でいきます。
外くるぶしからそのまま後ろに
たどっていくとアキレス腱があります。
アキレス腱とくるぶしの間にある
へこみにツボを取ります。
最後に④頭のてっぺんです。
頭痛の中でも、たまにてっぺんが痛いという方がいます。
ここは百会というツボがあります。
よく、押すと下痢になるという迷信が
あったりなかったりするところです。
実際のところは直接スタッフに聞いてください(笑)
そして、足の厥陰肝経という経絡の
分枝が到達するところでもあります。
ここも②と同様、ストレスが強いと
痛むことがあります。
そして、足がとても冷たい傾向にあります。
(全員が冷たいわけではありません)
また、過去に強くしりもちをついて
尾骨を強打した方も痛みが出たりします。
頭のてっぺんに痛みがある方は
太衝をチェックしてみましょう。
足臨泣とは反対の、足の親指と人差し指の
骨の間にあるツボで、押さえると
ツンとした痛みが出たりします。
以上、4つに分類してみてきましたが、
頭痛には目の状態も関係することが多いです。
なので、頭痛治療の際は
目の疲れなども一緒に治療することが多いです。
最後に、頭痛が続いている方へ。
当院の治療方針は、症状改善に向けて
症状に合わせて治療ポイントを変える
オーダーメイド式です。
一日でも早い改善に向けて
治療させていただきます!
頭痛治療に関するご用命は直接ご来院頂くか、
お電話でも承っております。
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