馬鹿にできない「疲れ」のこわさ
こんにちは!
ゴールデンウィークも終わり。週も半ばに差し掛かろうとしています。
あなたはいかがお過ごしでしょうか?
私は今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
さて、今回のゴールデンウィークはカレンダーの関係上
長い方で9連休、そうでない方でも5連休ありましたから
ゆっくりするにせよ、出かけるにせよいろいろと計画が立てやすかったのではないでしょうか。
(我々は普通に診療してましたので、ゴールデンウィークであることすら
油断すると忘れてましたが)
ただまあ、終わってしまえば今日はただの平日です。
リズムを戻して、普通の日こそ元気にいきたいところですね。
さて、今回は元気の天敵「疲労」について書いていきたいと思います。
さて、いかがでしょうか?
疲れてないですか?
以前書いた睡眠不足ともかかわりあうことですか、
日本人は文化としてどうも「疲れ」を軽視するところがあるそうです。
「これくらいで疲れたなんて言ってられない」
なんてね。
「過労」という言葉は市民権を得てきましたが、
どうも今自分が感じている「疲れ」はそれとは無関係なように感じてしまうのが人情です。
ただ、あくまでも「過労」は疲労の延長にあるもので、
程度の差はありますが、過労によって引き起こされる症状は
日常の疲労においても起こります。
たとえば疲労はごく軽度のものでも、以下のような変化を起こします。
・筋出力が低下する(力が100%発揮できなくなる)、柔軟性が低下する
・視野、視界が狭く、弱くなる
・集中力がなくなり、意識が散漫になる
・感情の起伏が少なくなる
細かいことを言えばホルモン、自律神経の問題もありますが、今回は割愛します。
筋肉の出力低下だけ取ってみても、
姿勢が悪くなったり、つまづきによる転倒が起ったり
いつもやってるような動作で筋肉や関節が損傷してしまったり
視野の狭さ、集中力の欠如はもちろん事故やケガの原因になります。
いわゆる肩こり、腰痛なども当然引き起こします。
様々な症状、日常生活の問題にとって、原因となりえる疲労ですが
最大の問題は、
目に見えず、人と比べることができないというところにあります。
科学的にも疲れを正しく評価する指標はまだ見つかっていないため、
あくまでも自覚症状としての「疲労感」に頼るところがあり
それが「疲れ」を軽視する要因になっているようですね。
体力のある人からしたら、疲れやすい人の感覚は理解しにくいでしょうし、
疲れやすい人は体力のある人を見て、冒頭の「これくらいで疲れたなんて~」の発想になってしまいます。
疲れは人と比べるものではなく、あくまで自分の体の中で起こっていることですので、
10人いれば10通り、疲れるパターンがあります。
今、自分の体はどうなのか?という感覚を大事にしていただきたいところです。
次回以降、疲れに関してのマメ知識をまた書いていこうと思いますが、
何よりも大事なのは「自分がどの程度疲れているか」を認識することです。
一度、自分の体と向き合ってみてはいかがでしょうか?
今日はこのあたりで終わります。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
「疲れた」と言いにくい世の中ですが、疲れてるもんは疲れてますので
それは認めて、対策をとるのがいいのではないでしょうか。
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