骨盤のゆがみって
皆さんこんにちは。
阪急千里線 南千里駅直結、ガーデンモール南千里二階で
今日も元気に診療中の、
南千里鍼灸整骨院 川村です。
お正月も過ぎ、だんだん日常が戻ってきましたね。
まだお休みの方もいらっしゃるかとは思いますが、
休息から仕事への切り替えの時、体を痛める人も結構いますので、
体のシフトチェンジは気を付けてやっていってください。
さて、今日は良く聞く「骨盤のゆがみ」についてです。
近年の骨盤矯正ブームのおかげで、骨盤という言葉はずいぶん市民権を得てきました。
日常的にも「骨盤のゆがみ」という言葉がでていることと思います。
「骨盤が開いてる気がする」とかね。
さて、僕たちも治療の中に骨盤の状態の改善も取り入れているんですが、
話をしていく中で、いわゆる「骨盤のゆがみ」とはなにか具体的にご存じないかたが意外と多いのです。
というのも、
骨がぐにゃんと曲がるイメージで話される方が意外といて、
話しがかみ合わないことが結構あったんです。
もちろん、骨はそう簡単に曲がりません。
じゃあなぜ「ゆがむ」という表現が使われるのか。
ということで、今回は腰痛ともかかわりのある、「仙腸関節」について
書いていきたいと思います。
「常識だろう、知ってる」
という方は、今回はスルーしてください。
仙腸関節とは何か、一言でいうと、
↓ここです。
上の赤線で書いたところが、関節になっています。
仙骨と腸骨の間の関節なので、仙腸関節といいます。わかりやすいですね。
この関節、あんまり動いてるイメージないと思うんですが、
実は3mmぐらい動いているんです。(開いたり閉じたり、前に行ったり後ろに行ったり)
この関節が、ある形で動かなく、固まってしまうと、
そちら側の腸骨が前に行ったり後ろに行ったりしたまま元に戻らなくなります。
その状態を、「骨盤がゆがんでる」と表現することが多いんですね。
なので、当院では、この関節の動きの悪さを改善したり、
ゆるんで動きすぎている状態を固めたりする治療をしています。
ちょっと長くなったので今日はここまでにします。
次回も仙腸関節について書きたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
お休みは自然と「楽な体勢」をとるので、ゆがみが強くなることが多いそうですよ。
南千里鍼灸整骨院
〒565-0862
吹田市津雲台1-1-30
ガーデンモール南千里2階
TEL 06–6170–6890
自分の骨盤の状態が知りたい方は、お気軽に院内まで!