デスクワークの方が鍛えるべき筋肉 エクササイズ付き
こんにちは!
今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
6月も半分が過ぎました。
祝日の無い6月ももう一息です。
しっかり体調管理して、来る夏に備えていきましょう。
さて、今回は前回の続きとして、
デスクワークの方にぜひ鍛えて頂きたい筋肉をご紹介したいと思います。
その筋肉はズバリ、「三角筋です」
↑この辺にある筋肉です。(詳しく知りたい方は 三角筋 でググってみて下さい)
肩の関節を外に開いていくときに使う筋肉で、
その動作をする筋肉では大きく、強い力で腕の重みを支えてくれます。
↑こんな体勢の時に、腕の重みを支えているのはこの筋肉の作用が大きいわけです。
うでの重さは軽い人でも片方で3㎏程あり、それを支え続けるのは結構な大仕事です。
三角筋が疲れてくると、筋肉を休ませるために
↑ここ(上腕二頭筋)や
↑ここ(僧帽筋上部繊維)をつかって、代償的にデスクワークの姿勢を維持しようとします。
特に下の筋肉、僧帽筋上部繊維はいわゆる「肩こり」の自覚症状が出てきやすい筋肉ですよね。
要するにいわゆる「肩こり」の部位は、そこそのものが弱かったりするわけではなく、
本来せんでもええ仕事を押し付けられることで
無理をして筋疲労や筋硬結を作ってしまっているのです。
こってるところを鍛えても、症状が改善するわけではないんですね。
可能な限り僧帽筋上部繊維に余計な仕事を与えないためには
三角筋にふんばってもらわないといけません。
前回言いました通り、筋肉は最大パワーに対しての負担割合が高いほど
疲労がたまりやすく、疲労回復も遅くなります。
三角筋を鍛えて、筋肉の最大出力を増やすことが肩こり予防になる理由は
以上のような感じです。
ではエクササイズのやり方ですが、
↑このようなポジションから
↑このように腕を上げていき、
↑ゆっくりとおろします。
これを10回ほど繰り返します。
有名な筋トレなので、ご存じの方も多いと思います。
物足りない方は手にダンベルなど持って頂いても結構ですが、
上にも書いたように、腕の重みは3キロくらいありますので、
ゆっくりやれば何も持たなくてもそこそこの負荷になります。
あんまり負荷が大きすぎると、フォームの崩れの原因にもなりますので、
最初は重りなしでやるのがおすすめです。
注意点としては
↑このように肩をすくめるような動作にならないよう、注意してください。
(完全に僧帽筋を使ってしまってますので、肩こりは余計にひどくなります)
どうしても肩をすくめてしまう方は、
↑こんな感じで、肩をおさえて片方ずつ行ったり、
鏡の前でフォームを確認しながら行うのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
月並みな内容ではありますが、継続することで体は結構変わってきます。
デスクワークをされる方は、ぜひ一度試してみて下さい。
今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
ここまで書いといてなんですが、あなたの肩こりの原因が、
三角筋の弱体化でない可能性も大いにありますので、
本格的にお困りの方は↓の電話番号にお気軽にお問い合わせください。