肩こりにも有効な「目の疲れ」対策
こんにちは、お久しぶりです。
あっという間に春が近づいてきました。
寒暖差の影響か今年は花粉が早いようです。
年度末で世間があわただしい今日この頃、あなたはいかがお過ごしでしょうか。
私は幸いにもスギの花粉症はなく、今日も元気に診療中です。
阪急千里線南千里駅直結、吹田市津雲台のショッピングセンター
「トナリエ南千里」二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。
このあいだ新年のあいさつをしたような気がしますが、もうそれから二か月半も経つんですね。
いつの間にやらずいぶん久しぶりのブログ更新になりました。
さて、今日は肩こりはもとより頭痛や集中力の低下など、日常的にいろいろと困る
『目の疲れ』とその対策としてやって頂きたい事 について書いていきたいと思います。
そもそも目の疲れってなんなん? という話からさせて頂きたいと思います。
普段あまり意識することはないかもしれませんが、眼球というのも自分の意志で動かせる以上は
その運動は筋肉によって起こっています。
↑こんな感じにくっついています。
外眼筋 という筋肉で、随意的に眼球を動かすときに使われる筋肉です。
詳しく説明すると長くなりますので、知りたい方はぜひググってみて下さい。
ここで知っておいていただきたいのは、目も筋肉によって動き、
筋肉である以上はこれらの外眼筋も使いすぎると疲労し、疲労の回復には相応の時間と栄養を要する。
という事です。
(山登りの後もはや一歩も歩けない。という時と同じようなことが起ります)
いやいや、そんなにぎょろぎょろ目玉なんか動かしてないし、
目を動かす筋肉が疲れるってことはないんちゃう? と思われたかもしれませんが、
ところがどっこい、
この六つの筋肉は 近くの物を じっと見るときに
全員一丸となって働きはじめ、眼球のブレを防ぎ、ピントを合わせる作用を発揮させます。
つまり、パソコンとか、スマートフォンとか、タブレットとかで、
仕事をしたり、調べ物をしたり、買い物をしたり、友人とちょっとしたおしゃべりを楽しんでる間は、
これらの筋肉は等尺性収縮 といわれるかなり過酷な運動をし続けているわけです。
お察しの通り、上に書きました太線の部分の行動は、現代人の生活における行動のほとんどです。
はるか遠くを見るときや、そもそも目をつぶっている時、
いっそ眠っている時なんかは休ませることが出来ますが、
一日の中、あなたはいったい何時間画面を見て、何時間目をつぶって休んでいるでしょうか?
一番最近見たはるか遠くの物ってなんですか?
どう考えても活動と休息のバランスが取れていません。使いすぎです。
よしわかった、じゃあ目を休めるために明日からパソコンとスマホは一日一時間までにして、
後の時間は生駒山を眺めたり、公園に行って森林浴をしたり、目をつぶって深呼吸をして過ごそう。
ということが出来れば苦労はないわけなので、ここで本題です。
休ませる暇がない(ほとんどの現代社会に生きる)方にぜひともやって頂きたいのは
外眼筋のストレッチです。
目の中なんか伸ばせるんかいなとお思いでしょうがやり方は簡単、
(ふらつく場合がありますので、必ず座った状態でやってください。)
↑このように視線をまっすぐ向けたまま顔ごと上を向きます。この時なんでもいいので目印を見つけてそれをじっと見て下さい。
↑そして視線を固定したまま、ゆっくりと顎を引いていきます。
視線が維持できず、顎の引くのに引っ張られたらそこでストップ、そのまま15秒ほどキープして、ゆっくり戻していきます。
同様の手順を上下左右と斜め上斜め下それぞれやっていくと、外眼筋6つのストレッチになります。
場所もいりませんし、大体五分くらいで済みます。(やりすぎると気持ち悪くなったりする場合がありますので、ご注意ください)
こまめにやっておくと、一日終わった後の目の疲れがずいぶん違います。
はっきり目の疲れを認識する前にやるのがおすすめです。ぜひお試しください。
スマートフォン、パソコンが生活と不可分のものになった昨今ですので、
「目を疲れないようにする」ことははっきり言って現実的に不可能です。
ここは次善の策として「疲れたらすぐに対処して、疲れをためない」ための
習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
久しぶりにブログを書きましたので内容がずいぶん冗長になってしまいました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
すでに目が疲れてどうしようもない方は、
徒手的に眼球を動かす施術や、鍼灸による眼疲労改善の施術も行っております。
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