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肩こりを起こさないためのカバンの持ち方

皆さんこんにちは。

 

 

今日も元気に診療中です。

 

阪急千里線 南千里駅直結のショッピングセンター

 

ガーデンモール南千里二階の南千里鍼灸整骨院 川村です。

 

 

すっかり空気が春めいてきましたが、今日は風が冷たいですね。

 

以前も書きましたが、気温と気圧の乱高下という環境は、

 

免疫系にも運動器系にも悪影響を与えます。

 

 

要するに季節の変わり目は風邪をひいたり怪我をしたりしやすいので、

 

気を付けてくださいね。

 

 

 

さて、前回は「痛み」が起ったらできるだけ早めに対処しましょう。

 

という話をさせていただきました。

 

 

実はこれは最善策ではなく、次善の策です。

 

 

では最善の策は何かというと

 

 

それは「体が痛くならないように、普段から気を付ける」

 

ということです。

 

 

 

当たり前のことを言うなと言われそうですが、

 

有名な貝原益軒の「養生訓」にも、「養生の道は、病でない時に慎むことにある」

 

と書いてあります。

 

これが意外と難しいのです。

 

 

 

例えば、今回のタイトルであるところの「肩こり」ですが、

 

スマートフォンやパソコンの普及で現代病のようになっており、

 

相当多くの人が悩まれている症状です。

 

 

あなたはどうでしょうか?

 

普段から肩こりがある方は、なにか普段気を付けていることはありますでしょうか?

 

 

「肩こり位普通あるやろ」「いつもこってるからこれが普通」

 

という方こそ、それくらいの症状のうちに何らかの対処が必要なわけです。

 

 

ということで、前振りが長くなりましたが、

 

今日はタイトル通り「肩こりにならないためのカバンの持ち方」です。

 

 

あなたは手提げカバン、どんなふうに持っていますか?

 

ちょっと手元の手提げを持ってみて下さい。

 

 

KIMG0083

↑こんな風に持ってないですか?

 

 

持ってしまってる方はぜひ、

 

 

KIMG0084

↑こう持ってください。

 

 

 

人差し指と中指に引っ掛けるのではなく、中指、薬指、小指に引っ掛ける感じです。

 

簡単でしょう。

 

 

 

なぜか、という話なんですが、

 

 

人差し指にカバンを引っ掛けると、筋肉の連結的に、胸の筋肉に力が入ってしまいます。

 

胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)は肩の関節を前に引っ張ってしまうため、

 

いわゆる「巻き肩」になってしまい、上部僧帽筋(いわゆるカタモミをする部位)や

 

肩甲骨の間が引っ張られる形になり、肩の凝りの原因になってしまう、という理屈です。

 

 

かたや小指にカバンを引っ掛けると、筋肉・筋膜の連結的には、

 

広背筋(以前説明したところです)や菱形筋などの体の後ろ側に力が入るため、

 

胸を開くような体勢をとれるうえ、使える筋肉も大きいことから

 

良い姿勢を保持することができ、安定してカバンをぶら下げておくことができます。

 

 

雑巾を絞るときとか、剣道の竹刀を持つときとか、柔道で相手の道着をつかむときなんかも

 

小指の方から力を入れるようになってます。

 

 

何となく人差し指のほうが強いイメージがありますが、じつは力を入れる時は

 

小指の方が入れやすいんですね。

 

 

ながながと講釈を垂れましたが、やることは

 

「カバンを手に持つときは小指側に引っ掛ける」という事だけです。

 

 

今日から今からできますので、ぜひ試してみて下さい。

 

 

たかが肩こりですが、放置すれば代償動作からの姿勢のズレや、

 

思わぬケガにつながります。

 

 

自分の体だからと言って、粗末に扱わないようにして下さいね。

 

 

 

今日も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

 

すでに痛くて、早く何とかしたい方は↓の電話番号まで。