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腰の痛みと対処法の違い ~実際の治療であった事シリーズ③~

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『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院

 

 

 

 

自律神経治療・頭痛治療が得意な鍼灸師の岡崎です!

 

 

 

 

 

 

 

 

9月目前という事でセミの鳴き声もだんだん小さくなり、朝晩は湿気さえなければ少し涼しくなったような気もしますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

今年の夏は例年にも増して暑かったですが、その影響か不調の波が大きかったような気がします。

 

 

 

その不調の波の中でも、特に数が多かったのが腰痛でした。

 

 

 

直近でも数名が腰痛で来院されましたが、腰だけでなくお尻のあたりや顎の下、足の治療をする事で平均3回の施術で改善しました。

 

(※個人差があります。)

 

 

 

 

 

 

腰の痛みでも、痛い場所や痛む動作によって治療する場所や対処法が変わります。

 

 

 

そこで今回は腰痛をテーマに腰の痛みを分類していきます。

 

 

 

 

 

 

● 膀胱経ルートの場合

 

 

膝裏などを押して腰を動かすと痛みが緩和されるパターンです。

 

 

 

このパターンは、太ももの真裏からまっすぐ腰、背中に痛みが上がってくることが多いです。

 

 

 

場合によっては、逆にふくらはぎへと下っていく痛みが出る場合もあります。

 

 

 

少し痛いですが、膝裏のゴリゴリに固まっている場所をほぐしたり、太もも裏のストレッチなどをしておくと回避できます。

 

 

 

またこの経絡は、目や首にも関係を持つので、目の周りや首こりにも注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

● 胆経ルートの場合

 

 

お尻の筋肉などを押して腰を動かすと痛みが緩和されるパターンです。

 

 

 

このパターンは太ももの外側からお尻を経由して、腰に痛みが上がってくることが多いです。

 

 

 

場合によっては、骨盤の上あたりからお腹の側面に痛みが広がる場合もあります。

 

 

 

普段からこのあたりに痛みやだるさが頻発する方は、お尻のストレッチや体側伸ばし等をしておくといいですね!

 

 

 

 

 

 

● 督脈ルートの場合

 

 

 

督脈は背骨の上に分布しているので、腰の真ん中が痛んだり、仙骨のあたりが漠然と痛むことが多いです。

 

 

 

背骨に絡んだ痛みになるので、どの動きをしても痛みます。

 

 

 

督脈(背骨)は自律神経に関係(特に交感神経)するので、普段から張りつめていたり精神的な緊張が多い方が患いやすいです。

 

 

 

今一度、リラックスを心がけて目を休めましょう。

 

(目の疲れは交感神経の緊張に繋がります。)

 

 

 

 

 

 

● 腰や下腿に赤紫の血管が浮いていたり、下肢静脈瘤がある場合

 

 

 

このタイプの腰痛は、根本に瘀血(血行不良)があることが多く、なかなかすぐに改善しません。

 

 

 

根気よく血流を良くし、循環を促すことでようやく改善に向かいます。

 

 

 

立ちっぱなしや座りっぱなし等、同じ姿勢が続く方は要注意です。

 

 

 

このタイプの腰痛は、通常治療に吸い玉(カッピング)を併用すると改善が早まります。

 

 

 

また腰から下が冷えていることが多いので、足湯などもいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

以上、簡単に分類してみました。

 

 

 

実際はもっと複雑に絡み合っていることが多いので、対処の方法は様々です。

 

 

 

 

 

 

体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!

 

 

 

時季にもよりますが、1年中腰痛のリスクはついて回ります。

 

 

 

繰り返す方は、どこに症状が出やすいのかを知っておくと、応急処置ぐらいはできるかもしれません。

 

 

 

痛くて動けなくなる前に、日々のケア・症状改善のためにお越しください(*^_^*)