冬に食べたいおすすめの食材、その名も牛蒡(ごぼう)!
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・頭痛・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
皆さま、あけましておめでとうございます!今年も何卒宜しくお願いいたします。
明けてしまえば正月はあっという間ですね!
皆さまはどの様に過ごされましたか?
毎日寒いので風邪・インフルエンザなどにはご注意くださいね!
さて、今回は冬に食べたい食材のお話をしていこうと思います。
こうも寒くなると、少しでも体が温かくなるような食材を使いたいですよね?
香辛料などが思いつくかもしれませんが、今回は違うものをご紹介!
気になる食材は…ズバリ、ごぼうです!
冬の根菜は身体を温めるというのはどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、実はごぼうはもともと寒性(涼性)の食材です。
ですが、発散作用や利尿作用を持つので身体の中のめぐりを促すことが出来ます。
この巡りを促す働きと、加熱調理をする事が多いので火を通すという作業ゆえに体を温めると言われています。
また、ごぼうは食物繊維を多く含むので、腸の働きを活発にしてくれます。
食物繊維には水溶性の物と不溶性の物がありますが、ごぼうには人体の消化液で消化できない不溶性の食物繊維が含まれています。
食物繊維の摂取は便秘の解消や、コレステロールの排泄を促す作用があります。
いい事が多いように思えますが、その反面で食物繊維は消化しにくく胃腸に負担がかかります。
体力が落ちて疲れている方・のぼせやすい方・高齢者・子供などの中で消化器の弱い傾向の方は控えめに摂取するのが良いです。
ここまではごぼうの性質の話をしてきましたが、最後にレシピをご紹介して終わりたいと思います!
ごぼうを使った料理といえばやっぱりきんぴらごぼうですよね!
では、早速取り掛かってみましょう。
【材料】
ごぼう…中1本
れんこん…100g
ごま…大さじ1
【調味料】
だし汁…1カップ
さとう…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ2
【作り方】
①ごぼうはささがきに切ります。
(このとき、栄養成分保持のため水にはさらさない)
ですが、あくが強いと食べにくいという方は少し水につけても大丈夫です。
ささがきにしろ、乱切りにしろ、切ったものをすぐに水につけるのが、もっとも一般的なあく抜き法。
しかし、水に浸ける時間が長いほど、ごぼう独特の風味と薬効成分が飛んでしまいます。
香りと風味を楽しみたいのなら30秒でもOK!逆に苦手な人は、5分以上浸けてもかまいません。
ちなみにれんこんは薄いいちょう切りにして酢水につけておきます。
②熱したフライパンに油をひき、①のごぼう、れんこんを焦がさないように炒め、調味料を加えて中火にして汁気が無くなるまで煮ます。
最後にゴマを振りかけて出来上がり!
ごぼうの通便作用にれんこんの胃腸を丈夫にする作用も加わり、ごま油が便通によいので胃腸を保ちながら便秘を改善できる素晴らしい一品の完成です!
いかがでしたか?
今回は、冬の食材という事でごぼうの紹介をさせていただきました。
食事も立派な薬(食薬膳)なので、たまには食材の性質などを気にして調理してみると良いかもしれませんね!
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
これからまだもう少し寒い日が続くでしょう。
体調を崩さない・身体を痛めない様に、ぜひ鍼灸を活用して下さいね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!