寝る前の食欲や唐突な物忘れに心当たりはない?~睡眠不足の影響はこんなところにも~
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療専門の鍼灸師の岡崎です!
急に暖かくなりましたが、皆さん調子はいかがでしょうか?
気温の急変があると、ぎっくり腰や寝違えが増えるので何かあればすぐにお越しください!
なんとかします!
さて、今回は睡眠不足が身体にもたらす異常の2回目です。
前回はどんな内容だったっけ?という方はこのリンク先をご参照ください!
過去ブログ「睡眠不足がもたらす体の異常 ~あなたも心当たりがありませんか?~ 」
突然ですが、皆さんは次のような経験はありませんか?
・「あれ?何しに来たっけ?何をしようとしてたっけ?」となる
・足を組む、頬杖をつく
・眠る前に食べるのを止められない
恐らく誰しもが経験あるのではないかと思います。
これらの経験が睡眠不足から来ているとしたら…
という事で、細かく見ていきましょう!
〇「あれ?何しに来たっけ?何をしようとしてたっけ?」となる(ワーキングメモリ低下)
こんな現象が頻繁に起きると、物忘れかと不安になりますよね?
この時忘れていたことは、元いた場所に戻ってもう一度さっきにの場所に向かうと思いだすはずです。
実際に忘れたわけではないので、「物忘れ」ではなく「不注意」による現象です。
脳には、覚えていたことをいったん脳にとどめておいて、そのこととは関係ない目の前の課題をこなし、必要になったら思い出すワーキングメモリという機能があります。
この機能によって、家事や仕事など、複数の用事を同時進行することが出来るのですが、睡眠不足になると、ワーキングメモリの働きが低下します。
そのため、睡眠不足ではうっかりミスが増えたり、作業を再開した時にどこから再開するのかを調べるのに時間がかかるなど、確実に生産性が低下します。
〇足を組む、頬杖をつく(抗重力筋の活動低下)
人間が二足歩行をする姿勢を支え、常に重力に抵抗して働く筋肉を抗重力筋といい、あご、お腹、お尻、太もも、ふくらはぎ、背中にあります。
睡眠不足で脳の覚醒レベルが低下すると、抗重力筋の活動が低下し、姿勢が崩れます。
座っている時にすぐに足を組んだり、両足を地面につけていられない、机の上で頬杖をついたり、あごを前に突き出して猫背になる。こんな姿勢なら睡眠不足かも!
目を閉じて片足立ちをしてみて下さい。
10秒も経たないうちにぐらついて足をついていたら睡眠不足だと考えましょう。
〇眠る前に食べるのを止められない(レプチン・グレリンの量の問題)
朝目覚めてから18時間以上覚醒し続けていると、特に何か作業をしていなくても脳のエネルギー不足の状態になります。
6時起床なら夜中の0時頃です。
脳は活動の限界を超えてエネルギーが不足すると、満腹ホルモンのレプチンを減らし、食欲刺激ホルモンのグレリンを増やす指令を出します。
すると、小腹が空いた感じや口さみしい感じになり、甘いものや歯ごたえのあるものが食べたくなります。
脳がエネルギーの不足だと勘違いしているだけで、実際にお腹がすいているわけではありません。
この反応は夜更かしをすれば誰にでも起こりますが、普段の睡眠量がしっかり確保されている人は、小腹が空いた感じがしても食べずにいられます。
いかがでしたでしょうか?
夜更かしをするとお腹がすいたり、何をしに来たか忘れるなんてことは比較的よく経験することではないかなと思います。
そのままではよくないですよ!
ではどうしたらいいのか?
鍼灸治療で眠りやすい身体に変えていきましょう(*^_^*)
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!