集中力が落ちてきたり、気持ちに余裕がないのも実は睡眠不足が原因かも?
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
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さて、今回は睡眠不足が身体にもたらす異常の3回目です。
前回まではどんな内容だったか確認したい方は下記のリンクからご覧ください。
睡眠不足がもたらす体の異常 ~あなたも心当たりがありませんか?~
寝る前の食欲や唐突な物忘れに心当たりはない?~睡眠不足の影響はこんなところにも~
では早速やっていきましょう!
〇周りがうるさいと集中できない(アルファ波聴覚過敏)
頭がすっきりしていて仕事に集中している時は、周囲が騒がしくてもその音が気にならずに仕事ができます。
周囲の音が気になる時は、睡眠不足により、脳の覚醒レベルが低下しています。
脳の活動を示す脳波では、しっかり覚醒している時にはベータ波(14Hz以上)が多くみられますが、睡眠不足で脳の覚醒レベルが低下すると、8~13Hzのアルファ波が多く出現します。
アルファ波が増えると、聴覚が過敏になります。
この過敏な聴覚の影響で、私たちは周囲の物音が過剰に気になってしまうのです。
他の事に注意がむくと目の前の事に集中できなくなるので、作業効率が格段に落ちてしまいます。
〇文章の同じ行を2回読んでしまう(マイクロスリープ現象)
文章の同じ行を2回読んでしまったり、タイピングのミスタッチ・誤変換が増えたり、話を聞いているはずが開いての話を復唱できないといった経験があるかもしれません。
これらは、マイクロスリープという現象です。
無自覚に脳は眠っているという現象で、睡眠不足状態で頻繁に起こります。
私たちが眠くなる時、その眠気は脳からの活動限界のサインです。
ところが、私たちは脳からの活動限界のサインを無視して活動し続けることが出来ます。
すると脳は、作業に関係ない範囲で神経活動を休止させるマイクロスリープで何とか活動を保とうとします。
マイクロスリープは2~7秒のごく短い睡眠で、眠っていたという自覚はありませんが、50%以上の確率で、何らかの作業ミスをしています。
ミスが増えたり、注意力散漫になっている場合は眠りを見直した方がいいかもしれません。
〇相手の行為や言葉を受け流せない(扁桃体の過剰活動)
扁桃体とは、脳の中にあるアーモンドのような形をした部位のことです。
見聞きした刺激に対して、それが自分にとって害になるものかどうかを判定し、戦ったり逃げたりするために身体の代謝を高めて準備をする役割を持ちます。
扁桃体が過剰に働くと、些細な刺激に対しても反応するようになり、不必要に攻撃的になったり、人の行為や言動を被害的に捉えてしまいます。
扁桃体は睡眠不足により、過剰活動を引き起こしやすい部位です。
睡眠不足が続くと不機嫌になる事が多いですが、まさにこのことです。
自律神経も過剰に働くことになり、2次被害がどんどん大きくなってきます。
いかがでしたでしょうか?
3週にわたり、睡眠不足の実害をお伝えしてきました。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
普段あまり気になっていないかもしれない、ちょっとした違和感を早いうちに対処しておきませんか?
目や頭の疲れを解消して、ストレスフリーな生活を目指しましょう!!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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