今日は節分、新たな1年が始まりますよー!(冬の土用明け)
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
いよいよ2月が始まりました。
2月は逃げる、3月は去る。
あっという間に過ぎていくので、ぼんやりしていられませんね!
さて、今回はそんな2月の大事な日、節分についてのお話です。
節分というと恵方巻と豆まきくらいしか印象が無いと思いうので、少し雑学も知っておきましょう。
まず、「節分」とは季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことを言います。
つまり、以前から度々登場している各土用期間の最終日にあたります。
漢字の通り「季節の分け目」の日という意味です。
その中でも旧暦では春から1年が始まるとされていたので、「立春」の前日である「春の節分」が大切とされ、今では冬から春にかわる節目のことが「節分」であるという認識が広まったそうです。
ちなみに、節分は2月3日の印象が強いですが、立春の日は年によって変わる可能性があるので、節分も2月3日で固定というわけではありません。
恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされています。
2023年節分の恵方は、南南東です。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん、年神様の別称)のいる方角で、その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。吉方、明きの方ともいいます。
恵方は、十干(じっかん)に深く関係しています。
十干とは、私たち鍼灸師にはなじみの深い陰陽五行説の「木・火・土・金・水」を、兄(え)と弟(と)に分け「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類にしたものです。
(マウスで文字を書くのはめちゃくちゃ難しい!)
一時期話題になった某鬼狩りのマンガでも、階級を表すのに十干が出てきますがまさにこれです。
ちなみに今年はうさぎ年ですが、正しくは癸卯(みずのと・うさぎ)となります。
また、十干にはそれぞれに数字や方角が割り当てられており、それに基づき恵方も決められています。
恵方の方角は
「東北東」(甲の方角⇒東北東/75度)
「西南西」(庚の方角⇒西南西/255度)
「南南東」(丙の方角⇒南南東/165度)
「北北西」(壬の方角⇒北北西/345度)
の四方しかありません。
その四方と暦を構成する十干を組み合わせることで、その年の恵方が決まります。
調べていて知ったのですが、十干は10の周期で回るので、西暦の下一桁によって恵方を知ることもでききるそうです。
西暦の下一桁が0・5……西南西(正しくは西南西微西)
西暦の下一桁が1・3・6・8……南南東(正しくは南南東微南)
西暦の下一桁が2・7……北北西(正しくは北北西微北)
西暦の下一桁が4・9……東北東(正しくは東北東微東)
ぜひ、過去と照らし合わせてみて下さい(*^_^*)
いかがでしたでしょうか?
今回はいつもと内容を少し変えてかいてみました。
今ではすっかり季節感が薄れ、行事の意味も損なわれてしまいがちですが、たまには各行事の意味などを調べてみるのも良いかもしれませんね。
という事で明日は立春、新たな1年の節目を迎えるので私は近々ようやく初詣に行ってまいります。
皆さまにとってもよい1年になりますように。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
何かお力になれる事はあると思いますので、何でもご相談ください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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