血のとどこおりが瘀血とはいうけども、瘀血って何ですか?
阪急千里線『南千里駅』直結、
吹田市津雲台のショッピングセンター
『トナリエ南千里』二階の南千里鍼灸整骨院
自律神経治療・眼治療が得意な鍼灸師の岡崎です!
いよいよ来週から新年度が始まりますね!
気持ちを一新して頑張っていきたいと思います。
今回は、東洋医学や漢方に興味がある方なら一度は聞いたことがあるであろう瘀血(おけつ)についてお話していこうと思います。
東洋医学や漢方の話題の中で、瘀血という言葉を耳にすることがあるかと思います。
瘀血とは停滞した血液という意味で、皮膚や粘膜などを含む身体のあちこちに現れるうっ血や、出血傾向がみられるような状態を指します。
分かりやすく言えば、血液の循環障害という事です。
その他にも、外見上は健康そうに見えても、体質的な瘀血状態が存在する方もいます。
慢性化した症状の背景には、多くの場合瘀血が関連しています。
その場合、左の下腹部あたりを圧迫すると痛みが現れる場合があります。
このエリアに痛みがあった場合、中封というツボへの刺激をする事が多いです。
中封
内くるぶしの前方にくぼみがありますが、そのエリアで一番痛い所にツボをとります。
実際の施術中に圧迫してみると、高確率で痛いと言われます(笑)
瘀血の影響だけで痛みが出るわけではありませんが、それくらい多くの方に影響していると考えられるのではないでしょうか?
瘀血の改善は、悩んでいる症状の改善にとても関係があります。
最後に、瘀血がどのような症状に関わっているかを紹介していきます。
慢性消化器疾患では、胃酸過多、胃潰瘍、胃がん、虫垂炎、慢性便秘、痔疾患など
循環器疾患では、動脈硬化、高血圧、脳出血など
婦人科系疾患では、気分のむら、血の道症、帯下、更年期症状、子宮筋腫など
皮膚疾患では、蕁麻疹、湿疹など
泌尿器疾患では、膀胱炎、頻尿、乏尿など
頭痛、首肩のこり、坐骨神経痛、腰痛、関節痛、神経痛などの痛みの症状全般
その他、治りにくい慢性疾患といったように、やはり瘀血は経過の長いもの=慢性疾患との関連が強くみられますね!
いかがでしたでしょうか?
瘀血の対処をしたからといって、上記の症状がすぐに消えるという事は難しいかもしれません。
ですが、状態が快方に向かう大きな一歩になります。
自律神経や免疫の問題、精神疲労などは鍼灸治療の得意分野です!
いつでも皆さんの支えになれるよう精進いたします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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