腰痛治療 整骨院or整形外科 腰痛シリーズ4
北大阪急行、千里中央駅直結の鍼灸整骨院セラピです!
4月に入りようやく暖かくなり、ポカポカと過ごしやすい気温になってきました。
平成もあともう少しで終わりですね。
平成生まれの自分としてはなんだか少し切なくなります。
季節の変わり目には身体の不調を訴える方が非常に多く、
今月から特に、ぎっくり腰で来院されている方が増えています。
ぎっくり腰をはじめとして腰痛で、整骨院や整形外科に通院している方は非常に多いと思いますが、
初めて腰を痛めた方は、病院や整骨院、整体など、現在は様々な治療施設がありますので、
どこに行けばいいのかわからないといった声をよくお聞きします。
ですので、今回は、病院や整骨院では、どのように腰痛の治療を行っているか、
また、どのような違いがあるのかを説明したいと思います!
まず、病院の方ですが、腰を痛めて初めて病院に行くと、
おそらくレントゲンを撮ることになると思います。
また、腰や股関節などを動かしてみて、痛みが出ないかどこまで動かせないかなどを確かめます(徒手検査)。
徒手検査とレントゲンに異常がなければ、痛み止めや湿布を渡されて、
電気や牽引などの機械を使っての治療を受けることになると思います。
軽い程度の腰の痛みでしたら、その治療で症状が改善することもあると思いますが、
現在、当院に来院されている患者様のお話では、上記のような治療を受けられてあまり良くならなかった。
もしくは、まったく痛みに変化がみられなかったので通院をやめたと聞きます。
では、整骨院ではどのような治療を行っているのでしょうか?
また病院での治療とはどのような違いがあるのでしょうか?
まず、整骨院や整体院では、レントゲンを撮ることはできません。
ですので、画像などではっきりと患者様の腰の状態を確認することはできません。
(一部の整骨院では、超音波検査器などで、画像で状態を把握することもできるようになっています。)
ですので、基本的には、問診や触診、または身体を動かしてみて(徒手検査)、患者様の痛みの種類を判断します。
明らかに炎症が起きていて、痛みを引き起こしている場合は、
整形外科での治療と同じくアイシングや機械を使っての治療が中心となります。
体幹や股関節に硬さが見られたり、骨盤が歪んでいるなどの、関節や骨格の位置異常や、
そこからくる筋肉の硬さによって痛みが出ている場合は、
主に手技を用いた治療(マッサージ、ストレッチ、運動療法)が中心となります。
レントゲンなどの画像などで確実に自分の病態をまず確認したいという方は一度、
整形外科を受診することをおすすめします。
整骨院にかかる場合でも、まず痛みの原因を画像などでしっかり確認したいという方は、
病院に行き、レントゲンを撮ってからでも大丈夫です。
ただし、健康保険の使っての治療は、整形外科と並行して通院できないので、
レストゲンを撮った後、整骨院に行きたい場合は、整形外科に通院をやめて、
整骨院に通院するようにご注意ください!!
自費治療の場合は、そういった制限はありませんので、ご安心ください。
しかし、腰痛の8割は原因不明とも言われ、ほとんどの方は、
レントゲンを撮っても何も問題ないということが多いです。
実際は、レントゲンでも、腰椎の前弯角(腰の反り具合)や骨盤の前傾具合を確認することができ、
痛みが出る姿勢でレントゲンを撮り、異常を探すことも可能ですが、
そこまでしっかりと検査をしている病院は、少ないのかなという印象です。
腰痛で病院を受診する方は非常に多く、すべての人に対してそれだけ細かく検査をして、
治療もするというのは時間的にも難しいものがあります。
ほとんどの腰痛は、放置していても3カ月くらいでよくなると言われていますので、
上記の事を考慮していただくと、検査などで問題が無かった人に対しては、
痛み止めや湿布、電気治療で終わってしまうのも無理はないでしょう。
ある程度大きな病院でしたら、そこから、理学療法士などのリハビリスタッフの治療を
行っていることもあるかと思いますが、長時間待合室で待たされたあげく、
痛み止めと湿布のみというところも多いと聞きます。
対して、ほとんどの整骨院では予約優先制で治療を行っていますので、
待合室で何時間も待たされるようなことは少ないと思います。
整骨院か整形外科か。
どちらが良いというわけではなく、患者様には目的に合わせて、
適切な施設で治療を受けていただきたいと思います。
ご自身にとって良い方を選択して頂き、整骨院にかかることを決められましたら、
ぜひその際は当院にご来院下さい。
痛みや症状が取れるまでしっかりと治療させていただきます!!