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脊柱管狭窄症って治るの? 腰痛シリーズ3

北大阪急行、千里中央駅直結、せんちゅうぱる1階の鍼灸整骨院セラピです!

 

 

 

今回も引き続き腰痛がテーマとなります!

 

 

 

以前から腰痛のタイプごとに説明を行っていますが、

 

 

 

初回は椎間関節を中心に関節性の痛みについて

 

https://www.senri-shinkyuseikotsu.com/?p=1985

 

 

 

 

二回目はヘルニアについて取り上げました!!

 

https://www.senri-shinkyuseikotsu.com/?p=2023

 

 

 

まだお読みでない方はぜひお目通し下さい。

 

 

 

 

三回目となる今回は、脊柱管狭窄症について説明させていただきます!!

 

 

 

そもそも脊柱管狭窄症とはどのような状態なのか説明しますと、

 

 

 

背骨の間には脊柱管と呼ばれる神経の通り道がありまして、

 

 

 

加齢などの様々な原因によって背骨が変形してしまったり、背骨以外の周辺の組織が変形してしまうことにより、

 

 

脊柱管が狭くなってしまい神経を圧迫してしまうことになります

 

 

 

それによって痛みやシビレが出現することを脊柱管狭窄症といいます。

 

 

 

 

主な分類としては、発育性変性に分けられ、

 

 

 

 

発育性は、生まれながらにしてもともと脊柱管が細いタイプで、

 

 

 

 

変性は、加齢などの原因によって脊柱管が狭くなってしまったタイプです。

 

 

 

 

多くは、変性タイプで、背骨や椎間板の変形が原因で出現していることもあります

 

 

 

 

ですので、腰椎椎間板ヘルニア等、腰の他の病態も合併していることが多いです。

 

 

 

前回取り上げたヘルニアは比較的若い世代に多く、40代も多少いますが、メインは20代、30代の方になります。

 

 

一方で、今回取り上げている狭窄症は、高齢者の方に発症することが圧倒的に多いです。

 

 

 

 

基本的には、神経の通り道である脊柱管は身体を反らした際に狭くなります。

 

 

 

ですので、痛みやしびれが強い際は、前かがみ姿勢を取ると症状を落ち着かせることが出来ます。

 

 

 

長時間歩いていると、シビレが出現して休憩しないと歩けなくなってしまうので、

 

 

 

長い距離を移動する際は、手押し車を使って歩いたり、自転車を使って移動していただくことになります。

 

 

 

歩行可能距離が、300メートル以下では、日常生活を普通に過ごすことは難しいので、

 

 

押し車が必須で、場合によっては手術が必要になってきます。

 

 

 

一般的には、500メートル以上歩ければ日常生活での問題は少なくなると考えられるので、

 

 

治療では、500メートル以上を連続で歩けるようにすることが目標になります。

 

 

 

 

ちなみに、500メートルは歩くと、だいたい7分ほど、300メートルですと、4分ほどかかるとされています。

 

 

 

ですので、4分以上継続して歩けないと考えると、かなりひどい状態ですので、手術をされる方も多いようです。

 

 

 

 

脊柱管自体が狭くなってしまっている症例は保存療法では改善が難しく、手術も考えられますが、

 

 

腰の反りや骨盤の傾きなど、その他様々な原因によって脊柱管が狭くなっている場合は、

 

 

治療することで症状を改善することが出来ます!!

 

 

(保存療法とは手術をしない治療方法になります)

 

 

 

特に、手押し車での歩行や自転車が普通に歩くのに比べて、

 

 

楽に感じる方は保存療法の適応が高いとされています!

 

 

 

当院の治療メニューでは、

 

 

腰や股関節の筋肉の緊張を取り除くのは整骨施術鍼灸施術が有効で、

 

 

 

腰の反りや骨盤の位置の調整は骨盤矯正などの矯正治療が効果的です!

 

 

今回説明した脊柱管狭窄症以外にも、腰痛には様々な種類があります。

 

 

そのほとんどが治療によって症状を改善することができますので、

 

 

腰の痛みはもちろん、お身体の事で何かわからないことや

 

 

不安なことがありましたら、何でもお気軽にご相談下さい!