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腰の痛みについて

北大阪急行、千里中央駅直結、せんちゅうぱる一階の鍼灸整骨院セラピです。

 

 

 

今回は、腰痛について取り上げてみたいと思います!

 

腰痛は誰しも一度は経験するもので日本では一番有訴者数が多い疾患です

 

 

ひとくちに腰痛と言いましても、

 

腰やお尻の筋肉の硬さによって発症する筋、筋膜性の痛み

 

腰椎という腰の骨の関節が痛んでいる、椎間関節性の痛み

 

骨盤の関節が痛みを引き起こしている、仙腸関節性の痛み

 

その他にも、分離症すべり症、または椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症

 

さらにさらに高齢者に発症しやすい腰部コンパートメント症候群など

 

腰痛には、非常に多くの種類があります。

 

 

年齢によっても発症しやすい腰痛タイプがあり、

 

若い人では椎間関節や、仙腸関節の痛み、分離症やヘルニアが多く、

 

高齢者では椎間関節や、梨状筋症候群などの坐骨神経症状、脊柱管狭窄症や

 

腰部コンパートメント症候群が多いと言われています。

 

(筋肉や筋膜性の痛みは若い人と高齢者のどちらにも多いです。)

 

 

今回は、この中でも特に痛みの原因になっていることの多い椎間関節性の痛み

 

取り上げたいと思います。

 

 

まず、椎間関節とは、どこにある関節なのかですが、背骨の近くに存在している関節で、

 

下の写真の矢印で示している場所に存在しています。

 

 

吸い玉隠し

 

 

ちなみに、腰椎と呼ばれる腰の骨は5つありますが、椎間関節性痛みの8割は、

 

腰の4つ目と5つ目の間の関節に痛みが出ると言われています。

 

(ちょうど上の写真で示している場所が、その箇所になります。)

 

 

 

椎間関節性疼痛の特徴としては腰の伸展時痛があります。

 

このタイプの腰痛持ちの方は、腰を反らした時に、痛みが強くなります

 

IMG_0303

 

さらに、椎間関節性の痛みの場合は、痛みに左右差があることが多く

 

反らすのと同時に、痛みがある側に身体を傾けるとさらに痛みが誘発されます。

 

IMG_0301

 

 

 

 

また長時間立ち続けていると痛みが出たり、仰向けで寝ていると、腰が痛くなることも特徴です。

 

 

 

また、痛みはどこですかと聞くと、痛い場所を指一本でピンポイントで指し示すことが出来ます

 

 

 

先述したヘルニアや脊柱管狭窄症では、痛みの場所を聞くと、

 

だいたいこのあたりと手のひらで押さえることが多いです。

 

 

 

ここまでの特徴をまとめると腰を反らした際に痛みがあり、さらに、その際の痛みは、

 

左右差があり、指一本で示せるようなピンポイントの痛みの場合は、

 

椎間関節性の痛みである可能性が非常に高いです

 

 

 

まず、腰痛持ちの方は、自分がどのタイプにあてはまるのか試してみましょう!!

 

 

どういうときに腰が痛いのか、反らした時か、屈んだ時か?

 

 

その痛みは、指一本で押さえれるようなピンポイントの場所なのか、そうでないのか

 

 

痛みに左右差があるのかどうか?

 

 

 

 

 

腰痛持ちのほとんどの方は、身体が硬く、特に股関節の柔軟性が低下していることが非常に多いです

 

 

同じ身体を反らす動作でも股関節の硬さによって、腰にかかる負担は大きく変わってきます。

 

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右の写真の場合ですと股関節周囲の筋肉が硬く、左の写真に比べると、

 

同じ身体を反らすという動作でも、股関節を伸ばすことができていないので、

 

腰にかかる負担が増えてしまいます。

 

 

その中でも今回取り上げている椎間関節性の痛みで、腰を伸展させるときに痛みのある方は、

 

 

特に、脚を上げるときに使う股関節屈曲筋群が硬くなっていることが多いです。

 

 

具体的な筋肉の名前でいうと、腸腰筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋、恥骨筋、縫工筋などがあげられます。

 

 

 

なぜこのような股関節の筋肉が硬くなると腰に痛みが出てしまうのでしょうか?

 

 

その理由を知るためには腰を反らすという動作のメカニズムを知ることが必要です。

 

 

簡単に説明しますと、まず腰を反らすという動作では、腰だけが動いているわけではありません。

 

 

腰の椎間関節、骨盤、股関節が連動して初めてスムーズに動作を行うことができます。

 

(その他にも胸椎など背中の硬さも影響していますが、今回は割愛します。)

 

 

例えば、腰を反らす動作を100だとすると、

 

 

腰の椎間関節が40、股関節が40、骨盤が20を負担することによって、

 

100の動作を痛み無く行えることになります。

 

 

仮に、この動作の際に、股関節の硬さがあり、股関節が30しか負担できないと、

 

 

腰の椎間関節は40の負担でいいところが、50負担しないといけなくなり、

 

 

関節にかかるストレスが増えた状態になってしまいます。

 

 

(腰50、股関節30、骨盤20のような負担形態になり腰へのストレスが増す。)

 

 

こういった原因で痛みが出ていると、いくら腰に湿布などを貼っても、

 

根本的に痛みが出る原因は解決できていない状態ですので、

 

一時的に痛みが落ち着いたとしてもまたすぐに痛みが出てしまいます。

 

 

ですので、痛みがなくなることも非常に重要ですが、腰痛治療で最も大事なことは、

 

股関節周囲筋の硬さがしっかりと改善できるまで治療を続けることです

 

 

しっかりと股関節の柔軟性を確保することが出来れば、

 

 

痛みの再発の可能性を最小にすることができます。

 

 

股関節はもちろんですが、身体の柔軟性を改善するには治療も大事ですが、

 

 

それと同じくらいストレッチなどのセルフケアが重要です!!

 

 

 

当院では、治療後にストレッチの指導や説明も行っています。

 

 

また腰痛の多くは、3カ月程で症状が緩和することが多いです。

 

 

今出ている腰痛が数か月前からずっと慢性的に続いている方は、

 

 

おそらくそのまま放置していても改善する可能性は低いと思いますので、治療する必要があるでしょう。

 

 

ストレスや運動不足なども腰の痛みを引き起こす原因になります。

 

 

デスクワークなどで座っている時間が長く、運動もほとんどしていないという方は、

 

 

まず歩いたりジョギングをしてみたり、ストレッチをするなどして身体を動かすようにしましょう!!

 

 

全く運動していなかった人は、それだけで痛みがマシになることもあります。

 

 

現在、当院ではキャンペーンを行っておりますので、

 

是非この機会に痛みの無い身体を目指して治療をしていきましょう!

 

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