鍼灸整骨院セラピ公式ブログ

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顎関節症でお困りの方、今以上悪くなる前に鍼灸治療がおすすめです!

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ

 

 

 

自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!

 

 

 

 

 

 

 

台風に振り回された8月後半でしたね。

 

 

 

明日から9月ですが、まだまだ油断は禁物です!

 

 

 

 

 

今回の台風の様に気圧変動が激しいときや日々の疲れがたまった時にふと顎周りが痛くなったり、日中活動時でも食いしばりを自覚することはありませんか?

 

 

 

そこで今回は、比較的訴えの多い顎関節症についてのお話をしていきます。

 

 

 

 

 

 

そもそも顎関節症とは、顎の関節になんらかの問題がおきて痛みが出たり、口の開閉が出来なくなったりする病気のことです。

 

 

 

主な症状は以下の通りです。

 

 

 

① 顎の周囲、耳、こめかみ、後頭部、首などに筋肉痛のような痛みを感じたり、頻繁に頭痛が起きる

 

 

② 口を開閉すると顎関節(耳の手前あたり)に痛みや違和感がある・もしくはあごをうまく動かせない

 

 

③ 顎関節に引っ掛かりを感じたり、口を開けると耳元でかくかく音が鳴ったりする

 

 

④ 顎関節に激しい痛みを感じたり、口を閉じてもきちんとかみ合わない

 

 

 

といった症状が代表的なものです。

 

 

 

 

では、顎関節に悪影響を及ぼす行動にはどういったものがあるのでしょうか。

 

 

 

また、どのように対策すればいいのかをお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

〇歯を食いしばらない

 

そんなこと誰でもわかると言われそうです(‘_’)

 

 

 

私自身もしょっちゅうぎりぎりやってしまいます。

 

 

 

仕事に集中(特にデスクワークに顕著な傾向)している時などに、気が付くと歯を食いしばってしまっているという人は少なくありません。

 

 

 

口を閉じた状態で上下の歯の接触時間が長い=顎を動かさないでいる時間が長いという事とは、顎関節周囲の血液循環が悪くなります。

 

 

 

イメージしやすい状態だと、手をぎゅーーっと握ったまましんどくなってもキープし続ける感じです。

 

 

 

顎周りの筋肉もずーっと力入りっぱなしになってしまうと、周りの血管を圧迫したりして血のめぐり悪くなりますよ!

 

 

 

食事の時間以外にも意識的に口を動かすように心がけましょう。

 

 

 

 

 

仕事中でも行いやすい、ガム転がし(噛んで丸めたガムをつぶさないように口の中に入れておく)という方法が推奨されます。

 

 

 

…が、これもまた人によっては取り組みにくいかと思うので、口の中で舌を色んな方向に動かすことをオススメします。

 

 

 

やってみるとわかると思いますが、案外難しいです。

 

 

 

とにかく、口を開閉して顎関節を動かすことが重要なので、家族・友人との会話はもちろん、ペットに話しかけたりするのも効果的です。

 

 

 

人の目を恐れずいっぱい話しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

〇うつぶせ寝をしない。

 

これも案外やっている方が多いのですが、顎関節を圧迫するうつ伏せ寝は、顎関節症を患っている方にとって最大のNG行為です。

 

 

 

極力仰向けで寝るように心がけましょう。(どうしても仰向けがつらいなら横向きでも可)

 

 

 

そして、仰向けに寝る場合、枕の高さがご自身に合っているかを見直してみましょう。

 

 

 

高すぎる枕では不自然に顎を引いた形になり、自然と噛み締めている状態になるので関節に負担をかけてしまいます。

 

 

 

 

枕は首の骨を支えるだけの高さがあれば十分なので、使用中の枕が高すぎる場合には、首の下に畳んだタオルなどを敷いて調節してみましょう。

 

 

 

仰向けに寝ることが出来ない方はご相談ください。

 

 

 

首周りの硬さや胸の前側、お腹などが緩めばどうにかして寝られるようになりますからね(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

〇頬杖をつかない

 

考え事をしている時などに、ついつい頬杖をついていませんか。

 

 

 

もしくはパソコン作業中やスマホで動画見ている時なども怪しくないですか?

 

 

 

頬杖は顎を下を突き上げ続けているようなものなので、顎関節を強く圧迫してしまいます。

 

 

 

注意してもなかなかやめられない場合には、顎の真下ではなく頬骨の付近(頬の横)に手をつく様にすれば、顎関節への負担を多少緩和できます。

 

 

 

どうしてもやめられない場合には、机やいすの高さや角度の見直しが必要かもしれません。

 

 

 

そもそも、身の回りの環境が整っていないと不自然な体勢を取り続けてしまうことになります。

 

 

 

結構ないがしろにされやすいですが、普段使う道具などの環境整備は不調改善の第一歩ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

〇過度な開口は避ける

 

欠伸をする時などは顎に手を添えて、口が大きく開き過ぎないように軽く押さえましょう。

 

 

 

普段口を大きく開けないのに、急に大口を開けてしまうと顎関節付近の組織などを傷めてしまいます

 

 

 

普段運動しない人が、急に走って足を痛めるのと同じことですね。

 

 

 

急な動作・大きすぎる動作はケガの元です。

 

 

 

 

 

 

ここまでは意識的な改善のための注意点でしたが、セルフケアとして触っておくといい場所を1つ紹介して今回は終わります。

 

 

 

 

外くるぶしの斜め下に丘墟というツボがあります。

 

来院している方の丘墟を押すと、十中八九痛みがあります。

 

 

 

このツボは、過去に足首の捻挫や足回りの骨折経験があるとかなり痛むことがあります。

 

 

 

その過去の負傷が顎関節症の原因になっていることもよくあります。(もしくは股関節痛等の原因にもなりやすい)

 

 

 

ですから、1日1回軽くマッサージするかお灸などをしておくと、顎関節周りの不調が改善しやすくなります。

 

 

 

是非お試しあれ(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の内容はいかがでしたでしょうか。

 

 

 

すでに顎関節の異常で歯科に通われている方もいると思います。

 

 

 

体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!

 

 

 

同時並行で治療していくと改善が早くなりますので、お悩みの方はご検討ください!

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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