空気の乾燥とともに身体もさまざまな異常をきたします。
皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
急に朝晩が冷えてきました。
夏の疲れが出て体調をくずされる方や、無理がたたって首や腰を痛める方が急増しています。
違和感や疲労をほったらかしにしないようにしましょうね!
さて今回は乾燥についてのお話をしていきます。
まだまだ日によって気温のばらつきはありますが、いつの間にか空気は乾燥してきました。
そのため、のどや鼻の粘膜が乾燥したり、髪のうるおいが飛んでパサついたり、顔の皮膚の乾燥によってシワが目立つようになります。
夏場のように湿度があって暑い時は適度にうるおっているのですが、乾燥が進むと潤っていた場所はカサつくようになります。
そろそろ保湿クリームや加湿器などの準備が必要ですね。
もともと東洋医学では、秋は乾燥による影響が出やすい季節とされています。
乾燥は身体の外側だけでなく、内側にも影響を及ぼします。
体液(リンパ液・血液・組織液など)のめぐりが悪くなると、身体の修復が遅くなったり、免疫機能の働きが落ちたりします。
そうなると、その次はメンタルまでも不安定になってしまい気分が落ち込みやすくなります。
秋は憂鬱になりやすいので、これまた要注意です。
そのほかにも、空気の乾燥で調子が悪くなりやすい人が気をつけなければならない生活習慣にも触れておきましょう。
1、前傾による胸腹部圧迫姿勢
デスクワークなどに多いのですが、前屈みになって仕事をしていると胸郭が圧迫されて深い呼吸ができません。
深い呼吸が出来ないということは、浅い呼吸によって自律神経が緊張状態になるということです。
先ほどあったように、体液循環が悪くなり末端まで血液がめぐらなくなります。
横隔膜の働きも落ちますし、姿勢の問題で言えば肩こりや腰痛の原因にもなりえます。
2、長時間の声帯使用
これは特定の仕事をしている方に限局されるかもしれませんが、喋る仕事をしていると結構喉の疲労が起きます。
この疲れをとっておかないと、風邪をひきやすくなります。
私たちの仕事も人と話す仕事なので、気をつけないといけません。
3、寝ている間に冷たい空気を吸う
寝ている時だけに限った話ではありませんが、空気は乾燥とともに冷たくもなります。
特に疲労をかかえた状態などで冷たい空気に触れていると、呼吸機能が落ちたり喘息の引き金にもなります。
4、何かに長時間集中すること
これは、物事に集中している時に息が止まっていることに対しての警鐘です。
同時に、首や肩に力が入ったり食いしばりが起きている方も多いでしょう。
いつも呼吸を忘れずに、そしてゆったりとした呼吸を意識しましょう。
「大きく」ではなく「ゆっくり」ですよ!
5、うつ伏で寝る
普段どの体勢で寝ているか尋ねたときに、一定数うつ伏せと答える方がいます。
胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなりがちです。
胃腸の弱い方はうつ伏せの方が楽ということもありますが、あまりいい状態ではないので早めに改善しましょう。
6、辛味、苦味の常食常飲
苦味で言えばコーヒーなど、辛味で言えば何にでも唐辛子や七味などといった味の偏りがあると呼吸器の調子が悪くなりやすいです。
何事もほどほどにを心がけましょう。
7、便秘状態
前の項目にも関連があるのですが、辛い物をよく口にしていると腸がダメージを受けます。
その結果便秘になりやすいです。
腸の状態は皮膚表面に現れますので、肌トラブルや呼吸器の不調の元になります。
逆に皮膚が乾燥していると便秘傾向になりますので、肌の保湿なども大事になってきます。
8、喫煙
これは言わずもがな!電子タバコもです!
といったものが挙げられます。
皆さんに該当する項目はありましたか?
今回のブログテーマは乾燥ですが、乾燥は呼吸器に負荷をかけるので実質肺や気管、胸部に負担のかかることは要注意という内容でした。
今回の内容が皆さんのお役に立てたなら幸いです。
いかがでしたでしょうか?
本来の秋なら過ごしやすくなるはずの季節なのですが、最近は秋らしい秋がありません。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
気候変動が激しい今、振り回されて調子を崩さないように今からでもできる対策をしていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!
ネット予約も可能なので、営業時間外でも遠慮なくどうぞ!!