くいしばり=ストレスはもう古い?どうやって対処するのか!?
毎日寒くなり、しっかり冬に突入しましたね。
風邪やケガに注意が必要です。
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
最近舌骨の働きについての本を読んだのですが、首や顔の筋肉、骨の動きや位置によっていろんなトラブルが出たり、合わない入れ歯で身体機能まで落ちてしまうということが書かれていました。
舌骨から紐解く顎機能の謎 丸茂義二のファイナルアンサー| 歯科総合出版社 デンタルダイヤモンド社
専門書なんで難しいです(;’∀’)
もちろん、普段の治療の中でもそういったことは気にしていますが、舌骨に焦点を当てることはあまりなかったので新鮮でした。
ちなみに舌骨というのは、あごの下で首の前側に位置する小さな骨です。
小さな骨ですが、重要な筋肉が複数くっついているので実はとても大切な骨です。
で、なんでこんな話をしたかといいますと、タイトルにもあるように「くいしばり」がなぜ起きるのかということに触れるためです。
治療中などでくいしばりってなぜ起きるのかをよく尋ねられます。
その時によく「ストレスが原因です」と答えます。
ですが、当然のようにストレス以外にも山ほど原因はあります。
実際のところ姿勢の悪さが原因だったり、何かに集中して取り組んでいたり、硬いものを食べたりした後に筋肉にコリが残って…なんてことも原因になります。
こうやって見ると、ストレスが直接的な原因になるのはそんなに多くないのかもしれません。
ですが、ストレス(大体が対人ストレスであることが多い)も原因の一端であることに変わりないので、可能な限り原因になりうるものを排除する必要はあります。
ではストレスではないものに対して、どのように対処していけばいいのでしょうか?
くいしばりのパターンにもいろいろありますが、まず触っていただきたいのが口角結節とオトガイ筋です。
口角結節は青い〇で囲ったところです。
オトガイ筋はその下ですね。
この2か所の硬さは触ってもわかりにくいかもしれませんが、実際施術中に触るとほとんどの方は硬くなっています。
くいしばりが起きると顔中の筋肉が緊張してしまいます。
その緊張のせいで余計にくいしばりが起きます。
デスクワーク中に集中していると知らない間に口周りにも力みが起きるので、軽い力でのマッサージなどがおすすめです。
その次に確認すべきポイントは胸鎖乳突筋の硬さです。
胸鎖乳突筋はご存じの方も多いかもしれませんが、この筋肉の硬さが左右で違っていると頭や体が傾いてしまいます。
胸鎖乳突筋のどのあたりが特に硬くなっているかで何が原因かある程度分かれるのですが、今回特に注目していただきたいのは耳のすぐ下あたりです。(青い〇で囲ったあたり)
このあたりが硬くなりすぎていると、触ったときにポコッと膨らんでいるのが確認できるかと思います。
顔自体がややうつむいた状態になっていたりするとすぐ緊張して硬くなります。
自分ではうつむいているつもりはなくても、いい姿勢を取ろうとしたときにあごを思いっきり引いてしまうとうつむいた状態になり首に力が入ります。
この筋肉はもむというより横から軽くつまむような感じで触るといいでしょう。
内側には頸動脈もあるので強い圧迫は避けた方が無難です。
今回は上記の2点に着目してみました。
まだまだたくさんの注目点があるのですが、それはまたいつか(^^)/
いかがでしたでしょうか。
本当は直接触って説明した方がわかりやすいので、来院された方にはより詳しくお伝えできるかと思います。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
くいしばりが当たり前のように起きている状況を早めに改善してしまいましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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