多くの女性のお悩み、更年期とその症状について解説!

いよいよ12月が始まりました。
思い出したかのように急激に寒くなり、続々と調子の悪い方が増えています。
普段の疲れに寒さが追加されて怪我したりする方も多いので要注意です!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
自律神経が乱れて起きる症状ってすごく多いんですよね。
自律神経治療が得意分野ということでしたが、いまいち自律神経の不調ってどんなものか伝わらないんですよね。
すごく簡単に言ってしまうと、身体の不調の半分以上は自律神経の誤作動によって起きているといっても過言ではないと思います。
それくらい体内のいろんな働きをコントロールしています。
なので、これからは自律神経の中でも特に細かくトピックスを作っていこうと思います。
今回はそのとっかかりとして、来院されている方の中でも悩みが多い更年期についてです。
まず、そもそもの話ですが、更年期の定義について皆さんご存じでしょうか?
なんとなくしか知らないという方のために解説しておくと、更年期というのは閉経の前後5年の約10年間のことをいいます。
最近は男性更年期という言葉も耳にすることが増えたように、更年期はだれでもやってきます。
そしてその更年期にまつわる症状は人それぞれで、様々な症状を抱える方もいれば特に何の問題もなく過ごせるという方もいるようにバラバラです。
さらに更年期の不調が出てくる年代の方は子育てや介護、仕事などライフスタイルの変化が大きくストレスを感じやすい時期です。
そこに女性ホルモンの量が減るというダブルパンチで更年期障害が出来上がります。
更年期に入ったかどうかははっきりとわかりにくいですが、以前に比べて急に顔がほてって汗が止まらなくなったり(ホットフラッシュ)、気分の落ち込み、憂鬱になるといったメンタルに出る精神症状などが目立つようだと可能性は高くなります。
それに加えて抜け毛や白髪、老眼、物忘れなどの加齢にともなう症状や、肩こり・腰痛といった身体症状など不調の波がやってきます。
女性ホルモンは大きくエストロゲンとプロゲステロンの2種類に分類されますが、その分泌量をコントロールしているのは脳にある視床下部という場所です。
聞きなれない部位ですが、視床下部は血流や心拍、体温調整などにかかわっている自律神経のコントロールにかかわっています。
ということは、女性ホルモンの乱れや減少と同時に、自律神経の乱れも起きやすくなります。
そのせいで、更年期症状と一緒に自律神経の乱れによる全身の症状も現れることになります。
具体的にどのような症状がみられるかというと、
● ホットフラッシュ、体の冷え、動悸、息切れ、多汗など
(自律神経の乱れによる、血管の運動調節障害)
● 食欲不振、便秘、胃の痛み、胃もたれなど
(同様に自律神経の乱れによる胃腸障害)
● 睡眠の質の低下や精神的負担、それによって起こる頭痛、不眠、めまい、うつ、物忘れなど
(女性ホルモンの減少にともなって起きるメラトニンの分泌低下)
● 各関節の痛み、全身の乾燥、口の乾燥、ドライアイなど
(同じく女性ホルモンの減少によって起きるコラーゲンの産生不足)
● 月経異常、不正出血、尿漏れ、性交痛など
(膣粘膜の弱化、骨盤周りの筋力低下)
● 骨粗鬆症や動脈硬化など
(女性ホルモンの減少による骨カルシウムの流出、血中コレステロールの上昇)
※コレステロールは女性ホルモンを含むホルモンの材料です。
こうやってみるとほんとに様々な症状がありますよね。
何らかの症状を持ちの方はすでに婦人科やクリニックにかかっている方も多いかと思いますが、ホルモン療法などを受けながらでも鍼灸治療はできますので何かお困りがありましたらまずはご相談くださいね!
次回は、更年期を東洋医学ではどのように分類するかについてやっていきますのでお楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
今から更年期に備えて、もしくは真っただ中という方もまずは一度ご相談くださいね(^^)/
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