一万円札をとっさに拾うときにはぎっくり腰にならない!?
皆さんこんにちは!
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
すっかり寒くなり、早くも冬眠したいと思うようになってきました。
本当に寒いのがダメなので、早く夏になってほしい…
さて今回は、体を動かすときの意識の違いについてです。
みなさんは床にものを落としたり、下に置いてあるものを拾うとき何を考えていますか
または、どんな動作でもいいのですが何かに手を伸ばすときなどに何を考えていますか?
ほとんどの方は何も考えていないか、目的と全く違うことを考えているのではないかと思います。
今日の晩御飯のこと考えたり、次の段取りのこと考えたり、推しのこと考えたり…
実は、このような状況の時に腰や首を痛めたりすることが多いです。
ではどうすれば痛めにくくなるのかというと、物を取ろうとするなら全力で物を取りに行ってください。
ここでいう「全力で」とは、何も気合を入れるとかではなく最短距離で手を伸ばしたいものに対して動くということです。
例えば道で小銭を落とした時、すぐそばに側溝があって今にも転がって落ちていこうとしているとき、あなたはどうやって動きますか?
大半の方がさっと小銭の方に移動しながら手を伸ばすはずです。
(足で抑えるというのは今はなしです)
もしくは、一万円札を落としたとしたら手を伸ばすだけでなく、すぐにでも身体ごと全力で手を伸ばすのではないでしょうか。
この時はよほどケガをしているといった場合ではない限り、素早く動いているはずです。
(風に飛ばされたり、ほかの人に拾われたら困りますもんね)
普段腰が痛いなどと言っている方でさえもこの時は想像もしない速さで動くはずです。
実は、この状態は子供なら普通にやっていることなんですよね。
子供の場合、何かを取ろうとしたときに意識や目線、体の向き、腕を伸ばす方向などすべてが目標となる物に対して向いています。
それにくらべ、大人は他のことを考えながら手を伸ばしたり、椅子に座った状態で後ろの物を取ったり「できてしまう」んです。
・ 下に置いてあるものや落ちたものを拾うときに、しゃがめばいいのに端折って高い位置から腕を伸ばす。
↓これは正しい
↓この拾い方すると痛めやすい
・ 後ろにあるものを取るときに、腕だけ後ろに回して振り返らずに手を伸ばす。
このように、意識や体の向き、目線などの方向がバラバラな時に身体を痛めるリスクが急増します。
ですから、横着してせずにきちんと向きや高さを合わせた状態で動けば痛めるリスクをかなり減らすことができます。
これは柔軟性がない、いわゆる体が硬いといったものは関係なく、体の使い方の問題なのでたった意識のひとつで今からでも実践できます。
当院の施術では身体の施術はもちろんのこと、体の使い方や意識の持っていき方なども同時に指導しています。
武道的な無駄のない動きを身につけて、日々を快適に過ごしてみませんか?
今回のブログはさらっと終わりました。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
これからますます寒くなるので、少しでも痛めるリスクを減らして気分よく過ごせる身体を目指しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
当院の治療方針を詳しく知りたい方はしんきゅうコンパスへ!
ネット予約も可能なので、営業時間外でも遠慮なくどうぞ!!