身体が教えてくれる睡眠不足のサイン3選!このサインを見逃すと…

寒かったりそうでなかったりと忙しいですね。
まだまだ体調不良が増えそうなので皆様お気を付けください。
北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ
自律神経治療と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!
正月休みも終わり、もうすっかり平常運転にもどりました。
お休みの間は寝るタイミングがバラバラだったり、好きなタイミングで何か食べたりと何かとタイミングが狂いやすいです。
そんななか夜更かししたりして寝不足になっている方もいるのではないでしょうか。
ということで、今回は睡眠不足がもたらす体の異常をテーマにしてお話していきます。
いきなりですが、皆さんは
・タンスの角や、机などで足をぶつける(物によくぶつかる)
・アメを途中で噛んでしまう(最後まで口に留めておけない)
・パソコン作業中に髪や顔を触る(じっと作業できない)
といった経験がありませんか?
いきなりなんだと思うかもしれませんが、実はそれ睡眠不足が関係しているかもしれません。
では、先程あげた出来事と睡眠不足がどのように関係しているのか、細かく見ていきましょう。
〇タンスの角や、机などで足をぶつける(固有感覚の問題)
これは、自分の脳が把握している体のイメージと実際の身体の動きにギャップがある時に起きます。
思ったより足が出ていない、気付いたら柱があったなど…
私たちの筋肉は、伸縮した情報を脳に送って今の身体がどのように動いているかを伝えています。
これは、固有感覚と呼ばれる感覚です。
睡眠不足になると、この固有感覚の情報があいまいになります。
「どのくらい足を前に出したか」という筋肉からの情報があいまいになると、脳に伝わった情報よりも大きく足を前に出していて、そのままタンスや机の前を通ると足をぶつけてしまいます。
同様に、ドアを通る時に肩がぶつかる、持っているカバンが引っかかる、包丁で指を切る、 持っている物を落とすといったことも、睡眠不足で固有感覚の情報が不足したときに起きやすくなります。
〇アメを途中で噛んでしまう(セロトニン分泌不足)
これは、セロトニンという物質の不足を示しています。
セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質です。
脳を覚醒させるための物質の内の1つで、急な刺激に反応しないように緩やかに覚醒させる役割を担っています。
セロトニンは、リズムのある運動をしている時に分泌されやすいという特徴があります。
持っているボールペンをカチカチ鳴らしたり、貧乏ゆすりや机をコンコン叩いたり、うろうろ歩き回ったりする…
こういった無意識でやってしまう運動は、脳がセロトニン不足を補おうとして体にリズムのある運動を命令した結果起こっているのです。
寝不足が続くと集中力が切れやすかったりしますが、その状態でも必死で脳を働かせようと少しでも覚醒させようとしているわけです。
〇パソコン作業中に髪や顔を触る(ヒスタミンの増加)
パソコン作業中に、髪や眉、鼻や口元を触っていませんか?
または、ネクタイやネックレス、ピアスを触ったりしていませんか?
これは先程のセロトニンの様に脳を覚醒させるヒスタミンという物質が過剰に増えているサインです。
睡眠不足の状態で、脳を覚醒させなければならないパソコン作業や会話をすると、覚醒レベルを低い所から急激に高めるためにヒスタミンが過剰に分泌されます。
ヒスタミンが増えすぎると、身体の敏感な部位が痒くなります。
その結果、なんとなく体のあちこちを無意識で触る頻度が増えます。
あまり集中できずあちこち触ってばかりいるときは、寝不足を疑った方が良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
過去にも睡眠についての記事は上げてきましたが、今回は誰でも経験がある身近な内容だったかと思います。
体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!
睡眠の問題に対しても鍼灸治療はとても有効です。
働きすぎた脳神経をリラックスさせたり、筋肉のこわばりをなくしたりと幅広く対応できます。
鍼灸治療で頭や身体の疲れをとり、快適な睡眠を目指しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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