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特に女性に多いお悩み、冷え性の原因とメカニズムを簡単にご紹介!

比較的晴れの日が続いていますが、そのせいで朝方かなり冷えますね。

 

 

 

朝起きてからの自宅のフローリングが恐ろしく冷たいです。

 

 

 

北大阪急行 千里中央駅直結、せんちゅうパル1階の鍼灸整骨院セラピ

 

 

 

自律神経失調と眼精疲労治療が得意な鍼灸師 岡崎です!

 

 

 

あと2週間もすれば2月に入って節分を迎えますね。

 

 

 

2月もまた一段と冷え込むのでしょうか、それとも思ったより寒くならずに終わるのでしょうか?

 

 

 

マシなことを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで今回は寒さから話題を引っ張り、皆さんのお悩みの中でも多い冷え症についてやっていきます。

 

 

 

冷え症単体で悩んでいる方は少ないかもしれませんが、肩こり+冷え症不眠+冷え症など、他の症状と一緒になっていて困っている方が多いかと思います。

 

 

 

冷え症の原因はたくさんあり、加えて各年代でも原因が分かれます。

 

 

 

 

 

 

若年期~中年期の場合、低血圧や貧血生理不順卵巣機能の低下血液循環不良肥満神経症などが原因になる可能性があります。

 

 

 

先日も記事に上げた更年期あたりになると、中年までの症状+子宮筋腫やその手術後の影響附属器の炎症扁桃の弱り(免疫力の低下)代謝異常なども原因になります。

 

 

 

老年期になると動脈硬化による血流不全や心疾患といった、循環器系の問題で起こることが多いです。

 

 

 

もちろん、更年期までの症状をきちんと改善させておかないと、老年期に入ってさらに大変になるのは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

細かく原因を見ていくと、

 

 

低血圧によるもの(本態性・症候性)→血をめぐらせる勢いが弱い

 

元々低血圧なのか、頭痛やめまい・首肩のこり・食欲不振などを伴うのかで変わってきますが、この低血圧の改善によって冷え症も良くなる傾向があります。

 

 

 

血圧が低いということは、末端の細かな血管まで血液を送る力が弱いということです。

 

 

 

体温は血液に乗って運ばれるので、手足の末端までくまなく血液が送られないと外部から温めてもすぐに冷えてしまいます。

 

 

 

もともと低血圧の方は、治療効果が表れにくいor効果が表れるまで時間がかかる事が多いです。

 

 

 

この場合の冷え症は改善までに少し時間が掛かりますが、治療を続けていくと少しずつ良くなることが多いです。

 

 

 

 

 

 

卵巣機能の低下等、婦人科系疾患によるもの→血がめぐるのを邪魔するものがある

 

必ずではないですが、血行不良と滞り(瘀血)があることが多いです。

 

 

 

腹部や骨盤腔内、鼠径部周辺は血管が多く、ここで滞りが起きると手足末端まで血液を送るのは難しくなります。

 

 

 

座りっぱなしで仕事をしていたりすると股関節の周りや膝周辺が曲がった状態が続き血管が圧迫されたままになります。

 

 

 

そうしてやってくる血液の量が減ると、周辺臓器・器官の働きも落ちていき病気になったり末端が冷える原因となります。

 

 

 

なので、骨盤腔内を中心とした血液循環の改善をメインに治療していきます。

 

 

 

 

 

 

扁桃の弱り(免疫力の低下)・瘀血症によるもの

 

鼻咽腔や口蓋扁桃に慢性炎症がある場合や、瘀血を引き起こす血液循環不全が起きていると、末端の細い血管は特に血行が悪くなります。

 

 

 

炎症があったり、組織の修復をしていたりする場所は絶えず血液を必要とします。

 

 

 

そうなると末端である手足は二の次、三の次になってしまい、いつも冷えている様になります。

 

 

 

特に口蓋扁桃は慢性疾患の原病巣になる事が多く、ホルモンバランスや自律神経系に大きく影響します。

 

 

 

現代人の多くは糖質過多や小麦・乳製品の摂取が多く、扁桃の弱り(免疫力の低下)の兆候が見られるので、冷え性と一緒に気にしておいた方がいいです。

 

 

 

口蓋扁桃に問題があるかどうかは、首の緊張と押して痛いかどうかで確認してみて下さいね!

 

 

恐らくコリっと硬い方が大半だと思います。

 

 

 

 

 

 

神経症によるもの

 

のぼせやイライラなどの症状があり、若年~中年期に多いです。

 

 

 

精神的なストレスによって起こり、体質や性格、食事、生活環境などに左右されます。

 

 

 

自律神経、特に血管を締める働きがある交感神経の影響を大きく受けるので、ストレスなどで心身に緩みができないといつまでも血流が悪くなってしまいます。

 

 

 

この場合は、交感神経の過緊張を和らげるために副腎、免疫系への施術を行います。

 

 

 

 

 

 

他にもいろいろありますが、大まかなものだけご紹介しました。

 

 

 

なお、冷え症の治療にかかる期間は個人差がありますが、大体3~4ヶ月をお考え下さい。

 

 

(ちなみに3~4ヶ月の理由は細胞の代謝のサイクルに基づくもので、5カ月もあれば今の身体のなかにある細胞は綺麗に入れ替わっています。)

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

自覚のない冷え症も含めると、いろんな理由で手足が冷えている方はかなりの数になります。

 

 

 

末端が冷えていると、高確率で血液循環が悪いです。

 

 

 

そして、血液循環が悪いと何かしらの不調の元になります。

 

 

 

体質改善や不調改善は鍼灸治療の得意分野です!

 

 

 

冷えとおさらばして元気な身体を目指しましょう!

 

 

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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